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医療従事者の需給に関する検討会・医師需給分科会
厚労省検討会が医学部定員削減の方向性を了承
働き方改革の効果も勘案し2022年度以降の減員を検討

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 厚生労働省は5月21日、医療従事者の需給に関する検討会・医師需給分科会に第3次中間取りまとめ(案)を提示し、大筋で了承を得た。2020年度と2021年度の医学部定員は、2019年度の医学部定員を超えない範囲に設定。2022年度以降については将来的に医師供給が過剰になることを鑑み、医師の働き方改革の議論や医師偏在対策の効果を見ながら医学部定員を「減員」する方向性を示したもので、医療従事者の需給に関する検討会との合同会議で了承が得られれば、正式に取りまとめられることになる。

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