自動運転ネタメモ:Uber事故,雪道のWaymo

Uber事故

Uberの自動運転車による死亡事故の原因は、ソフトウェアにあったようだ。それは具体的には、どのオブジェクトを無視しどれに対応するかを判断するファンクションだ、とThe Information誌が報じている。これで、責任はUberの玄関の真ん前に置かれることになるが、そもそも最初から、それ以外と考えられる余地はあまりなかった。

つまりは目は光に反応しているけれど,それを脳が認識できていないような状態.

カメラをコンピュータにつないで画像処理するだけでは,自動運転にはまだ不十分なのだ.

Uber、自動運転車を「数カ月以内に」復活させることを表明」

https://jp.techcrunch.com/2018/05/10/2018-05-09-uber-says-its-self-driving-cars-could-return-in-next-few-months/

「Waymo、Google I/Oで降雪時の自動運転について紹介。機械学習でセンサー情報から雪を除去」

https://japanese.engadget.com/2018/05/09/waymo-google-i-o/
https://jp.techcrunch.com/2018/05/09/engadget-waymo-google-i-o/

これをすべて障害物と認識していてはまともに走ることはできません。Waymoは、マシンラーニングを利用してセンサー情報から雪を「ろ過」するようにし、路上駐車やその他の障害物をうまく認識させるようにしました。

すでに積もってしまった雪の下に隠れる車線を、自動運転車が認識できるかは明らかにされませんでした。またスリッパリーな路面を安全に走れるだけのドラテクを、自動運転車が備えているのかにも不安は残るところですが、すくなくともGoogleの説明ではこの状態でも何かにぶつからずに自宅を目指すことができるとのことです。

「東京で雪がちらついて,2cmの積雪」くらいだったら走れそうだが,「日本海側で数mの積雪」の状態で走るのは厳しそうだ.日本での自動運転の実現はキビシー