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変わらぬ美貌のニコール・キッドマンが演じたハマり役、10作品をプレイバック。

90年代からずっと第一線で活躍を続けるニコール・キッドマン。これまでに数々の難しい役に挑戦してきたオーストラリア人女優のキャリアの中でも特に印象的だった10作品をご紹介。変わらぬ美貌にも注目して。

スポットライト

まずは1992年の『遥かなる大地へ』(92)。アイルランドからの移民、シャノンを演じた。当時夫婦であったトム・クルーズとの共演も話題に。

1995年のサスペンススリラー『誘う女』(95)では、キャスターを夢見る野心家の主人公、スザーンを熱演。この役で初のゴールデングローブ賞主演女優賞を獲得した。

1995年の『バットマン フォーエヴァー』(95)では、バットマンが恋に落ちた精神科医のチェイス役を演じたニコール。

1999年の『アイズ ワイド シャット』(99)で巨匠、スタンリー・キューブリック監督の遺作となった作品でヒロインを演じた。

2001年のミュージカル映画『ムーラン・ルージュ』(01)でヒロイン、サティーンを熱演。吹き替えなしの歌と、豪華なセット・衣装も大きな話題を呼び、この作品でアカデミー賞主演女優賞を獲得した。

2002年の『めぐりあう時間たち』(02)では、イギリスを代表する女性作家で自殺衝動のあったヴァージニア・ウルフの役を、つけ鼻を装着し熱演。この作品でニコールは再びアカデミー賞主演女優賞を獲得。

2003年にはギャングに追われる女性を演じた『ドッグヴィル』(03)、南北戦争の時代を強く生き抜く女性を好演した『コールドマウンテン』(03)が公開される。

3度目のオスカーにノミネートされた2010年の『ラビット・ホール』(10)や、2017年に放映されたHBOドラマ「ビッグ・リトル・ライズ」 では、エミー賞を受賞。

年を重ねるごとに美しい、ニコール・キッドマンの魅力にたっぷりと浸ってみて。

Text: Tomomi Hata