1995年の『バットマン フォーエヴァー』(95)では、バットマンが恋に落ちた精神科医のチェイス役を演じたニコール。
1999年の『アイズ ワイド シャット』(99)で巨匠、スタンリー・キューブリック監督の遺作となった作品でヒロインを演じた。
2001年のミュージカル映画『ムーラン・ルージュ』(01)でヒロイン、サティーンを熱演。吹き替えなしの歌と、豪華なセット・衣装も大きな話題を呼び、この作品でアカデミー賞主演女優賞を獲得した。
2002年の『めぐりあう時間たち』(02)では、イギリスを代表する女性作家で自殺衝動のあったヴァージニア・ウルフの役を、つけ鼻を装着し熱演。この作品でニコールは再びアカデミー賞主演女優賞を獲得。
2003年にはギャングに追われる女性を演じた『ドッグヴィル』(03)、南北戦争の時代を強く生き抜く女性を好演した『コールドマウンテン』(03)が公開される。
3度目のオスカーにノミネートされた2010年の『ラビット・ホール』(10)や、2017年に放映されたHBOドラマ「ビッグ・リトル・ライズ」 では、エミー賞を受賞。
年を重ねるごとに美しい、ニコール・キッドマンの魅力にたっぷりと浸ってみて。
Text: Tomomi Hata