【マーチS】和田勇調教師が、サンマルデュークで重賞初挑戦!厩舎初勝利も狙う

スポーツ報知
和田勇厩舎が初挑戦の重賞に送り込むサンマルデューク(手前)

◆第25回マーチS・G3(3月25日・ダート1800メートル、中山競馬場)

 マーチS・G3(25日、中山)にサンマルデュークを送り出す和田勇介調教師(38)が、今年3月に開業した新規調教師としては初めての重賞に挑む。引退した小島太元調教師から引き継いだ9歳馬。「順調だと思います。今までは坂路中心で調整されていましたが、コースで長めから息をつくるような調整も取り入れています。レースで良い面が出てくれれば」と期待していた。

 これまで管理馬7頭を送り出したが、3着が最高。「なかなか結果を出せず、申し訳ない気持ちでいっぱいです」と悔しそうだったが、スタッフが働きやすい環境づくりを意識しながら、真摯(しんし)に馬と向き合っている。「まずはひとつ勝つことですね」と表情を引き締めた和田勇師。今週は7頭を予定しているが、重賞が厩舎の初勝利となれば、最高の船出となる。(西山 智昭)

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