【なでしこL】INAC神戸からアジア杯代表に鮫島、三宅、岩渕ら5人が選出

スポーツ報知
INAC神戸からなでしこジャパンに選出された(左から)三宅、中島、増矢、鮫島

 日本サッカー協会は19日、都内で、2019年女子W杯フランス大会予選を兼ねてヨルダンで行われるアジアカップ(4月6日開幕)に出場する「なでしこジャパン」のメンバー23人を発表した。

 INAC神戸からは、7日まで行われたアルガルベカップと同じく、DF鮫島彩(30)、DF三宅史織(22)、MF中島依美(27)、MF増矢理花(22)、FW岩渕真奈(25)の5人が選出された。家庭の都合で欠席した岩渕以外の4選手が21日のなでしこリーグ開幕戦(対F日体大・ノエスタ)に向けて神戸市内で練習を行った。

 不動のサイドバックとして、2011年のW杯制覇、15年の同準優勝を経験した鮫島は「(W杯出場枠が)5枠あるけど、初戦のベトナム戦が難しい試合になる。まず勝つのが絶対条件。ただ初戦から読めないので、怖さがすごいある」と力をつけている初戦の相手を警戒。今年のアルガルベ杯では、初戦のオランダ戦で6失点を喫したこともあり「失点しないことが第一。失点してから勝った試合は記憶の限りない」と堅守でまずは1勝を目指すことを誓った。

 W杯予選に初めて選ばれたDF三宅も「うれしいけど、責任感をしっかり持たないといけないなと思います。一番大事なのは初戦。そこで負けたら後が苦しくなる」と口にした。14年のアジアカップ制覇を経験したMF中島は「大事な予選に選ばれて光栄。W杯切符を取れるよう、しっかりやりたい」と静かに闘志を燃やし、アルガルベ杯で約1年ぶりに招集されたMF増矢も「ゴールにかかわるプレーをしたい。優勝を目指してやっていきたい」と力強く話した。

 またFW岩渕もクラブを通じて「アジアカップのメンバーに選出され大変光栄に思うとともに、いよいよだなという気持ちです。W杯の出場権はもちろん、しっかりと優勝を目指して一試合一試合全力で戦いたいと思います」とコメントした。

 なでしこジャパンは4月1日にガーナ女子代表と国際親善試合(トラスタ)を行い、7日にベトナム、10日に韓国、13日にオーストラリアとアジアカップを戦う。

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