2月11日(日)
「建国記念の日」でお休みのきょう、2.11に考える学習会
が行われました。
テーマは「教育勅語と道徳教育」。講師は子どもと教科書
大阪ネット21事務局長の平井美津子さん。
教育勅語は君主である天皇が臣下である国民に「天皇に常
に国民は奉仕しなさい」と説いた教え。戦前の国民を戦争遂行
のための臣民に作り替えるための洗脳教育の根幹となったもの。
1948年に衆議院と参議院で排除決議。
「がんらい、そのときどきの政策が教育を支配することは、
大きなまちがいのもとである。政府は教育の発達をできる
だけ援助すべきではあるが、教育の方針を政策によって動かす
ようなことをしてはならない。(略)ことに政府が、教育
機関を通じて国民の道徳思想まで一つの型にはめようとする
のは最もよくないことである。(略)文部省「民主主義」」
ところが、安倍政権は「憲法や教育基本法等に反しない
ような形で教育勅語を教材として用いることまでは否定される
ことではない(2017年3月31日 閣議決定)」
として、教材が導入されるおそれがある。
教科書を使った「道徳科」の授業が小学校では2018年、
中学校では2019年からはじまる。個人の自由や平等など
の人権や平和、民主主義に関する項目は皆無。
特別の教科道徳にNOの声をあげましょう。
という内容でした。
とりわけ、日本会議につながる政治家の思想が問題です。
安倍政権のもとで、憲法まで変えて、戦争する国づくり
がすすめられようとしていますが、絶対許してはならない。
子ども達を戦争に行かせるようなことをさせないゾ。の
思いを共有した学習会でした。