そば定食そば定食


いつものそば定食がある食卓

午前5時20分起床。浅草は晴れ。「そば定食」はこの日もあった。かつて『「そば定食」がメニューから消えてしまった日。』で、『「墨田区役所 食堂」は5月からメニューが一新された。それは、たまーにしか食べないあたしにとっても大きな変化で、贔屓にしていた「そば定食」がなくなっただけでも結構影響は大きい』、と書いた「そば定食」が、無くなったどころか今もちゃんとあるのだ。

それは結構嬉しいことで、何と云ってもあたしの食べる物がちゃんとあることが嬉しい。その「そば定食」は、役所の食堂の「蕎麦」としては上出来で、赤く澄んだ汁が印象的なのだが、全体としての味は良くまとまっていて破綻がない。

そして、汁を飲めば、薄い色とは裏腹に塩辛いし、蕎麦も茹で置きなのだろうが、ちょっと小麦粉の配合量が多い味がするが、それ以外の破綻は全くないのだ。そして「おかず」が補う、蕎麦だけでは満たされない食感と、(ご飯は3分の1から半分をたべるのだが)そのご飯と蕎麦の汁を一緒に食べる、この世のものとは思えない味が(あたしを)充満してくれる。

(あたしが)米を主食としなくなってから早10年が経つ。この10年のうちに目覚めたのは、何と云っても「ご飯のうまさ」なのだ。しかし、ご飯を腹一杯食べたらお終いなのである。あーこの厄介な病気(糖尿病)患者にも食べられるご飯はないものなのだろうか。

おかず

かけそば

墨田区役所 食堂
東京都墨田区吾妻橋1-23-20 墨田区役所1F