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「戌」の地上絵だワン! ひたち海浜公園

柴犬をかたどった巨大地上絵=13日午後、ひたちなか市馬渡(共同通信社ヘリから)
柴犬をかたどった巨大地上絵=13日午後、ひたちなか市馬渡(共同通信社ヘリから)


ひたちなか市馬渡の国営ひたち海浜公園で来年のえと「戌(いぬ)」の形をした巨大地上絵が登場した。最高約65メートルの大観覧車の眼下には、柴犬の親子3匹の仲むつまじい姿が見られる。

2008年から続く同園の恒例行事の一つ。地上絵は縦約22.5メートル、横約27メートルの大きさ。松の間伐材で枠を取り、耳や鼻の部分は約6500個の松ぼっくりを使い、毛並みは同園の名物であるコキア約1100株を利用した。

今年のテーマは「安」。家族同然の存在であるイヌは癒やしや安らぎを与えてくれることから、安らかで心配のない明るい未来への願いを込めたという。

同園の担当者は「親犬に寄り添う愛らしい子犬を楽しんでほしい」と話す。設置は1月8日まで。 (斉藤明成)

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