【朝日杯FS】デビュー時の気配に戻したいステルヴィオ「そういう状態に戻せるよう」

G1で巻き返しを期すステルヴィオ

G1で巻き返しを期すステルヴィオ

■日曜阪神11レース・朝日杯FS(G1)1週前情報

【12/6追い切り】

ステルヴィオ(牡2、美浦・木村厩舎)・前走=サウジアラビアRC2着
助手を背に南ウッドチップコースで追われ、6F83.0-68.6-54.2-39.6-12.7秒をマーク。

【木村哲也調教師のコメント】
「1週前追い切りは、併せた相手が思ったより動かない誤算はありましたが、この馬の動き自体はまずまずだったと思います。帰厩してきた馬の状態に合わせて、工夫しながら調整を進めてきていますしそのなかで進展している部分もあります。レース数を使っているので大きな上積みがあるという感じではありませんが、健康な状態でレースに臨めるように調整していきたいです。前走であのような位置取りになったのはジョッキーがミスをした訳ではなく、馬のメンタルによるものかと思います。デビュー戦では前向きに進んでいましたし、そういう状態に戻せるように工夫して調整していくことが現状の課題と考えています。前走の勝ち馬も出走してきますし、他馬との能力比較も謙虚に受け止めてレースに向かいたいと思います」

ムスコローソ(牡2、美浦・手塚厩舎)・前走=2歳500万下(11/18・東京・芝1400)1着
池添謙一騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F67.2-52.8-39.4-13.1秒をマーク。

【手塚貴久調教師のコメント】
「1週前追い切りなのでビシッとやりました。この馬がこれだけしっかりやれたのは初めてですし、やっぱり動きますね。ダイナカールの血がずいぶんと出ていますし、硬さが無いので芝の走りが良いタイプです。阪神のような少し時計がかかりそうな芝は合いそうだ、と池添騎手も話していました。2走前のように流れに乗れるかどうかという危うさはまだありますし、人気は無いかもしれませんが、それなりに能力は高いので楽しみはあります」

池添騎手とコンビを組むムスコローソ

池添騎手とコンビを組むムスコローソ