「動画アワード2011(春)」、グランプリ作品は「よもやま四方山」に決定

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 ニコニコ動画は2011年4月26日、同サイトに投稿された動画の中から素晴らしい作品を選定する「動画アワード2011(春)」を開催。この様子はニコニコ動画で生放送され、グランプリ作品に「よもやま四方山」が決定した。

 「動画アワード2011(春)」は、2011年1月1日から3月31日までに、ニコニコ動画に投稿された全ての動画の中から一番面白い動画を決めるもの。再生数、コメント数、動画視聴者からの推薦、話題性などを考慮したうえで、運営スタッフがノミネート作品を選出。生放送された番組では、番組を見ている視聴者にアンケートを実施し、ノミネートされた全8作品の中から一番得票数が多かった作品がグランプリに選ばれる。

 1月から3月までに投稿された動画数は815,487件。その中からグランプリ作品に選ばれたのは、投稿者「中岡@例大祭 L-30a」さんの「よもやま四方山」。本作品は童話をモチーフにしたアニメーション作品で、シュールで意外なストーリー展開は観る者を翻弄する。審査員を務めた脚本家・演出家・CMプランナーの大宮エリーさんは、「これ好きです。もう一回観たいです。(キャラクターの)しゃべり方も面白い」と絶賛。同じく審査員を務めたヴィジュアリストの手塚眞さんは、「言葉が非常に巧み。ドラマや映画の感覚を超え、漫画の感覚を動画にするという、とても実験的な作品だと思います」と感想を語った。

 グランプリ作品の作者には賞金25万2525円と特製トロフィーが贈呈される。「動画アワード2011」は春、夏、秋、冬と年4回開催され、12月に年間グランプリを決定する。次回の「動画アワード2011(夏)」は、7月頃に開催予定だ。

◇関連サイト
・[ニコニコ動画]よもやま四方山 – 会員登録が必要
http://www.nicovideo.jp/watch/sm13810693
・動画アワード2011(春)
http://info.nicovideo.jp/award2011/spring/

(三好尚紀)

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