小説新人賞に落選した作品をまた別の新人賞へ送るのはアリかナシか?

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鈴木輝一郎@『何がなんでも長編小説が書きたい!』(河出書房新社)発売中! @kiichiros

60年生まれ。94年日本推理作家協会賞受賞。鈴木輝一郎小説講座は乱歩賞・横溝賞など全国屈指のデビュー実績。新刊「何がなんでも長編小説が書きたい!」発売中。紙書籍のみの発売なので数に限りがあります。購入はお早めに。amazonは> amzn.to/3DY5PFN

kiichiros.com

鈴木輝一郎@『何がなんでも長編小説が書きたい!』(河出書房新社)発売中! @kiichiros

【小説家志望者は拡散】某編集部から業務連絡あり。 「新人賞の応募作品の転募・再応募は著者に不利なのでやめるように輝一郎さんから小説家志望者のみなさんに告知してください」 とのこと。はっきり書きます。落選作の再応募は不利です。

2017-10-01 12:52:02

 

安達裕章 @adachi_hiro

有限会社らいとすたっふ/田中芳樹事務所代表。田中芳樹、横山信義、天野頌子、ひかわ玲子など作家の秘書。兼、燻製職人。家族は妻と息子と娘二人(長女6歳は重度脳性麻痺)、犬二匹。

a-hiro.cocolog-nifty.com/diary/

安達裕章 @adachi_hiro

ある新人賞に落ちた原稿を、別の新人賞に応募するのはダメ。一次選考は外部の編プロに出されることも多いので、同じ作品を同じ人が読むこともあるぞ。あと、こっちのほうが大きな理由だけど、仮にプロになったら毎月のように新しい作品を書くことになる。一つの作品に固執する人は向いてない世界。 twitter.com/kiichiros/stat…

2017-10-01 14:22:56
安達裕章 @adachi_hiro

A社の新人賞に出した原稿を手直ししてB社の新人賞に出す、という話。実は、以前にうちの会社でも新人賞の下読みを仕事として受けていたコトがあって、同じ原稿を読んだことがあるのよ。いわゆる二重投稿とは違うけど、やっぱり印象は悪くなる。A賞とB賞の選考基準、あんまり変わらないよ。

2017-10-01 14:32:48
安達裕章 @adachi_hiro

繰り返しになるけど、落ちた原稿を手直しして別の賞に出すんだったら、まったく新しい原稿を書く方がお奨め。自分のなかに1つしか物語がない人には、そもそもプロは向いてない。「これ、ダメだったか。じゃあこっちで」と前向きになれる人のほうが結果を出すと思う。

2017-10-01 14:36:26
安達裕章 @adachi_hiro

新人賞に出す原稿、何本も書いてられないよ!という忙しい人は、せめてプロットだけでも何本も書いてみよう。話の導入部から最後まで、ちゃんとプロットを書き上げれば構成力の訓練になる。で、これを何本も書く。書き上げる。ここ大事。

2017-10-01 14:43:28
安達裕章 @adachi_hiro

昔から「アタマのなかにあるうちは、みんな名作」と言う。実際に書き上げてみると「アレ?」と思うことも多いし、そもそも書き上げる…いや、書き始める人のほうが少ないもんなあ。そういう意味では、いまの「なろう小説」で頑張ってる人はすごいと思う。どんどん書こう。書き上げよう。

2017-10-01 14:45:50
Sui@ypf14 @sui1215_

履歴書と同じで面倒だなぁ。結局インスパイアで、似たような感じになる気がするけど。それじゃ、作り手が報われないし他の評価も聞きたいでしょう。 twitter.com/adachi_hiro/st…

2017-10-01 22:03:23
安達裕章 @adachi_hiro

うーん。気持ちは分からなくもないけど、そういう「これ、私としては良く書けたと思うけど」という原稿は、デビューしたあとでも使い道があるから。新人賞を取って、「次回作は?」と聞かれたとき、「実は…」とオモムロに出せば良いのです。 twitter.com/sui3312/status…

2017-10-01 22:50:59
Sui@ypf14 @sui1215_

多分、生活に余裕があって他人事だからそういうことが言えるんでしょうな。ジャンルは違えど音屋さんは一発で終わることも多々あって、それでもその一作品で全てを出し切ったという感じがする。それに比べて、数ヶ月かけた作品に対して一人の編集の判断に委ねてダメになるのはどうかと。 twitter.com/adachi_hiro/st…

2017-10-01 22:55:48
安達裕章 @adachi_hiro

その通りです。生活の余裕は本当に大事。あと、文芸の新人賞の場合はいちどの挑戦で芽が出ることのほうが珍しいです。なんどもチャレンジして芽が出る人のほうが多い世界です。あと、新人賞の場合は一次選考から始まって、何人もの目が入るのが普通ですよ。 twitter.com/sui3312/status…

2017-10-01 22:58:44
安達裕章 @adachi_hiro

数ヶ月かけた作品が…とおっしゃいますが、それはそういう世界なので仕方ないです。ただ、書き上げなければ何も始まりませんし、そもそも「なろう小説」などで書いてる人は、「小説家になりたい」というよりも「物語が書きたい」という人なんだと思います。

2017-10-01 23:02:29
菊地 啓一 @kikuchi_keiichi

マンガなら他社持ち込みは当たり前なのに。 出版社、雑誌ごとに求められる作風が違うのだから、一つだめでも何処かで通るなんてこともある。 twitter.com/adachi_hiro/st…

2017-10-02 08:19:48
安達裕章 @adachi_hiro

@kikuchi_keiichi 持ち込み原稿なら、それで構わないと思います。あくまでも新人賞応募の原稿についてお話しをしていますので。

2017-10-02 08:51:25
安達裕章 @adachi_hiro

マンガの場合、編集部に持ち込みとか、イベントに編集部が出張して原稿を見る、とか、いろんな機会があるみたいだけど、小説の場合は1作を読むの時間が掛かるからか、なかなかそういう機会がない。やっぱり新人賞応募が王道なんだろうな。だからこそ、これだけ多くの新人賞があるんだろうし。

2017-10-02 08:57:44

 

我乱堂 @SagamiNoriaki

ラノベ読みのweb小説書き。あと漫画読み。古本屋とか昔やってた。宮本武蔵と百合と古武術をこよなく愛する。最近物忘れが激しい。お仕事のご依頼などはDMから。 ほしいものリスト公開いたしました。amazon.jp/hz/wishlist/ls…

我乱堂 @SagamiNoriaki

こないだも書いたけど、一次選考落ちた作品を翌年に同じ賞に修正だしてた大賞とって異例のヒット飛ばしている例もあるので、ケースバイケースだと思う。まあたいがいの賞は複数投稿ありだし、新作も書いて合わせて出すのでいいのではないかな

2017-10-02 06:09:52
我乱堂 @SagamiNoriaki

こういうことあんまりいいたかないけど、一次選考は「運」の要素がかなりあるので、作品に自信があって、選考結果に納得行かないのならば、しつこくだしてもいいんじゃないかと個人的には思う。当然、新作を書ける余裕があるのならばそうした方がいいと思うけど。

2017-10-02 06:11:20
我乱堂 @SagamiNoriaki

知り合いの編集が、拾い上げ候補の原稿を自分も見た上で「これならいける」と賞に出させてみたけど、五人出して一次選考通ったのが一人だけってこともあった。その編集の目が節穴だった可能性はおいといて、例えば同じ箱にその年の大賞が入ってたとか、下読みの方が変な使命感もってるとかもあるのだ…

2017-10-02 06:14:00

 

森田季節🥕「スライム倒して300年」漫画14巻2月9日発売! @moritakisetsu

「スライム」アニメ1期配信中・2期制作決定です! 小説家・東北芸術工科大学特別講師。『スライム倒して300年』24巻(1114日頃発売)、漫画13巻発売中。『やりなおし三流冒険者の異世界消滅回避録』1巻(7月14日発売)

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森田季節🥕スライム24巻、漫画13巻発売! @moritakisetsu

同じ原稿をほかの新人賞に送るなという意見の人を見ます。別にそういう意見があるのは否定しませんし、周囲の人が揃って作品レベルが低いというならあまり効果はないかもしれません。ただ、とりあえず僕は落ちた原稿を他社に送ってそれがきっかけでデビューしましたし、その原稿も書籍化されました。

2017-10-02 10:40:50