2011年4月27日11時50分
(26日、中日3−2横浜)
重苦しい流れをようやく断ち切った。中日が19日のヤクルト戦からの連続イニング無得点を「23」で止め、4連敗を阻止した。
3回1死一、三塁、井端が横浜の先発・高崎の外角スライダーを右前に運び、チームにとって3試合ぶりとなる1点をもたらした。さらに2死後、ブランコにも適時打が飛び出し、計3点のリードを奪った。
試合がなかった前日までの4日間、ともにバットを振り込み、不振脱出の糸口をつかもうと必死だった。井端は「1本出た後は、2本目も出るという気持ちになる。もっともっと打って、チームに貢献したい」と声を弾ませた。
4安打を集中させた3回以外は8回の2安打のみで、打線はまだ本調子とは言えない。それでも、落合監督は「徐々に良くなってくるでしょう。何を期待してるの?」。独特の言い回しに喜びがにじんだ。