ニュース
SCE,「PlayStation Network」のアカウント情報が流出した可能性があることを発表。クレジットカード情報流出の可能性は否定できず (12:48ごろ追記)
不正なアクセスがあったと見られるのは,4月17日から19日。4Gamerでもお伝えしたように,4月21日昼頃から,PlayStation Networkのサービスは停止されている。
今回不正アクセス者が入手した可能性があるアカウント情報は以下のとおり。
- 氏名
- 住所
- Eメールアドレス
- 生年月日
- PlayStation Network/Qriocity パスワード
- PlayStation Network オンラインID
また,
- 購入履歴
- 請求先住所
- パスワード再設定用の質問への回答等のプロフィールデータ
- サブアカウントに関する上記情報(サブアカウントを作成している場合)
についても,流出した可能性があるという。
登録済みのクレジットカード番号(セキュリティコードを除く)および有効期限に関する情報については,不正アクセス者に入手された可能性を完全に否定することはできないが,現時点ではそのことを示す形跡は見つかっていないとのことだ。
同社は,不正アクセスの事実が確認された時点でサービスを停止し,実態の把握に務めるとともに,システムの再構築に着手しているとのこと。この件に関する追加情報やサービスの復旧時期などが判明した場合には,公式サイト等を通じて継続的にアナウンスしていくとしている。
また同社は,サービス復旧の際には,アカウントのパスワードを変更することを強く推奨。さらに,もし「PlayStation Network」および「Qriocity」で利用しているアカウント名/パスワードを,インターネット上のほかのサービスでも利用している場合は,そちらの変更も強く奨めている。
加えてなりすましや不正利用を防ぐため,アカウントの登録情報や,登録していたクレジットカードの引き落とし履歴などを,定期的に確認することも合わせて推奨している。
なお,いかなる場合においても,ソニー・コンピュータエンタテインメントが,ユーザーにクレジットカード情報等の個人情報をEメールで尋ねることはないとのことで,同社は,「Eメール、電話、郵便などを使ってお客様の個人情報を聞き出そうとする手口には十分お気を付けください」と注意を呼びかけている。
“PlayStation Network” 障害・メンテナンス情報
PlayStation Network/Qriocityをご利用の皆様へのお詫びとお願い
- この記事のURL: