中日連敗止めた!辛勝も落合監督「何をそんなに期待?」

[ 2011年4月26日 20:55 ]

横浜を破り連敗を3で止め、喜ぶ井端(中央)ら中日ナイン

セ・リーグ 中日3―2横浜

(4月26日 浜松)
 中日が連敗を3で止めた。3回1死一、三塁から井端の右前打で先制、さらにブランコの適時打で2点を加えた。先発のネルソンが7回無失点で今季初勝利。横浜は9回、代打・一輝の2点二塁打で追い上げたが、一歩及ばなかった。
【試合結果】

 中日―横浜戦は27日、浜松で行われ、5日ぶりの試合となった中日はネルソン、横浜は高崎が先発。

 中日はセ・リーグ6位、横浜が5位とこのところ調子に乗れない2チームだが、先手を取ったのは中日。

 3回、谷繁、荒木の安打で築いた1死一、三塁で、打率1割台に低迷する井端が右前へ適時打を放ち先制。さらに森野が凡退の後、和田が死球を選び満塁とし、ブランコが中前適時打で2点を加えた。

 中日は、これが19日のヤクルト戦以来24イニングぶりの得点!ブランコは「バットは折れたが、いいところに飛んでくれた」と大喜び。中日が1試合で3点以上を挙げるのは、6試合ぶりとなった。

 横浜も4回、先頭のスレッジが右前打、村田がストレートの四球で無死一、二塁としたがチャンスを生かせず。

 横浜は6回から真田が登板。

 7回、横浜はハーパーが四球、吉村が中前打で1死一、二塁の好機も森本が併殺に倒れゼロ行進が続いている。

 今季まだ勝ち星のない中日のネルソンだが、7回まで4安打無失点。7回裏に代打を送られたため、勝ち投手の権利を持って浅尾にマウンドを譲った。

 8回、横浜は代打・金城が内野安打、渡辺左前打で2死一、二塁とするが、スレッジが空振り三振に切って取られた。その裏、中日もその裏、横浜の投手字陣を攻め、井端、森野の安打で1死一、二塁とし、和田の右飛で一、三塁としたが、ブランコは三振で追加点ならず。

 9回、中日は岩瀬を投入。横浜は村田、吉村の安打で築いた2死一、三塁で、代打・一輝がフェンス直撃の左越え適時二塁打を放ち2点を返したが、そこまでだった。

 中日は連敗を3で止めた。ネルソンは今季初勝利。岩瀬は2S目をマーク。高崎は1勝2敗。試合後、落合監督は「投打とも徐々に良くなっていくって。何をそんなに期待しているんだ?」と語った。

続きを表示

この記事のフォト

2011年4月26日のニュース