シマンテック、物理/仮想システムのリカバリに対応する「Symantec System Recovery 2011」発表 | RBB TODAY
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シマンテック、物理/仮想システムのリカバリに対応する「Symantec System Recovery 2011」発表

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バックアップ定期ウィザードの画面
  • バックアップ定期ウィザードの画面
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 シマンテックは26日、物理及び仮想環境の両方に最適なシステムリカバリを可能にする「Symantec System Recovery 2011」(シマンテック システム リカバリ 2011)を発表した。5月9日より提供が開始される。

 「Symantec System Recovery 2011」は、従来は「Symantec Backup Exec System Recovery」の名称で提供されていたソリューション。今回名称を刷新するとともに、バックアップとリカバリのオールインワンUSBデバイス対応、集中管理機能の強化、カスタマイズ可能なリカバリディスクウィザード、そして最新のプラットフォームサポートなどの機能を提供するものとなっている。

 まず、バックアップとリカバリのオールインワンUSBデバイスでは、新しいウィザード機能を使って、USBデバイスをブート可能なリカバリディスク及びバックアップストレージデバイスとして使用できるように設定でき、バックアップとリカバリのためのオールインワンUSBデバイスを作成できる。これにより、ブート時間を短縮し、リカバリプロセスを迅速化できる。また、「Symantec System Recovery Management Solution」は、単一の管理サーバーから多数のクライアントを集中的に管理するように設計された、拡張性の高い集中管理ツールだ。Symantec System Recovery Management Solutionが、Windows Server 2008 R2 64ビット環境にインストールしてホストできるようになった。

 さらに、ISOイメージをカスタムリカバリディスクのソースとして選択できるようになり、カスタマイズ可能なリカバリディスクウィザードの柔軟性が向上した。これは、大規模企業において、リカバリ対象のシステムの変更の際に、カスタマイズしたリカバリディスクをアップデートするというようなニーズで特に役に立つ。また、プラットフォームサポートでは、最新のMicrosoft Windows、Linux、VMware、Microsoft Hyper-V、Citrix XenServerオペレーティングシステムとアプリケーションをサポートするようになった。

 「Symantec System Recovery 2011」の参考価格は、「Symantec System Recovery 2011 Basic Edition」はサーバーあたり97,200円、「Symantec System Recovery 2011 Server Edition」はサーバーあたり153,800円、「Symantec System Recovery 2011 Virtual Edition」は物理サーバーあたり437,300円、「Symantec System Recovery 2011 Small Business Server Edition」はサーバーあたり97,200円、「Symantec System Recovery 2011 Linux Edition」はサーバーあたり84,900円、「Symantec System Recovery 2011 Desktop Edition」はデスクトップあたり12,700円、「Symantec System Recovery Management Solution」は無償(Basic Editionを除くすべてのEditionで使用可能)。なお、価格は税別で、初年度エッセンシャルサポート1年を含む。
《池本淳》
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