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印刷2011/04/26 11:04

プレイレポート

「AVA」に実装される“鬼ごっこ”のような新モード,「The INFECTION」の先行体験レポート

 オンラインFPS「Alliance of Valiant Arms」(以下,AVA)にて,新モード「The INFECTION」が,2011年4月27日に実装される。このモードは,新規プレイヤーの獲得を第一の目的に企画されたとのことで,日本でサービスを提供するゲームオンも,開発を手がける韓国Redduckもかなり力を入れている。ちなみにアップデートを先行している韓国では,このモードの実装により新規プレイヤーが4割近く増加したそうである。4Gamerでは,日本での実装に先駆けてその内容を確認してきたので,早速紹介していこう。

画像集#001のサムネイル/「AVA」に実装される“鬼ごっこ”のような新モード,「The INFECTION」の先行体験レポート


競合タイトルと同じゲーム内容ながらも“AVAだからこそ面白いゾンビモード”を提示


 The INFECTIONは,2009年から2010年にかけて実装された協力プレイモード「Prison Break」シリーズの続編にあたる。
 AVAはヨーロッパで起こったEU軍とNRF軍の戦争を描いたタイトルで,敗色濃厚となったNRF軍が,人体を強化する細菌兵器を開発したというのがPrison Breakシリーズの発端。その細菌兵器は未完成で,感染体は理性を失い暴走してしまうという欠陥があった。そこでプレイヤー達は協力して,暴徒と化した感染体の襲撃を退けていた,というのがPrison Breakの設定だ。

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ラウンド開始直後は,全員人間だ
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誰が宿主に選ばれるか,緊張の一瞬!

 今回実装されるThe INFECTIONは,ついにNRF軍が細菌兵器を完成させたところからスタート。理性を持った感染体は,リーダーたる「宿主」に統率され,人間(プレイヤー)達を襲っては仲間を増殖していくのだ!
 ……以上がバックストーリーなのだが,いってしまえばThe INFECTIONは,さまざまなオンラインFPSで人気を博している「ゾンビモード」だ。最初に書いてしまうと,ゲームの内容自体は,ほかのタイトルのゾンビモードと大きな違いはない。しかし,ゲームオンの井上プロデューサーは,「後発だからこそ,ほかのゾンビモードの難点やもっとこうしたらよくなるというような点を細かい部分までこだわってリアレンジしました」「また,ほかと同じだからこそ本作のゲームシステムや操作感の良さがきわ立つ」と語っていた。

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人間は遠距離から銃撃できるので,その分有利と思えるが……
画像集#005のサムネイル/「AVA」に実装される“鬼ごっこ”のような新モード,「The INFECTION」の先行体験レポート
宿主と感染体は優れた身体能力で人間を圧倒する

 あらためてThe INFECTIONの概要を紹介しておくと,1ゲームは最大16人まで参加可能となっており,ラウンド数は任意に設定できて,1ラウンドは3分だ。
 ラウンド開始と同時にカウントダウンが始まり,参加メンバーの中から1人がランダムで宿主に選ばれる(参加メンバーが10人以上の場合は,宿主が2人になる)。宿主は,人間のプレイヤーを追いかけて攻撃し,一定以上のダメージを与えると相手を感染体にできる。そして感染体となったプレイヤーは,それまでと立場が逆転し,今度は宿主とともに人間を追い回して仲間を増やすことになる。
 ラウンドの制限時間内に宿主を含めた感染体すべてを倒すか,最後まで感染していないプレイヤーが残っていれば人間側の勝利。逆に全員が感染体になってしまうと,感染体側の勝利だ。

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そっと背後から回り込んで……
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宿主と感染体は,とにかく人間を追いかけ回して感染させるのだ

 人間は一般兵士なので,ほかのモードと同じく,銃器や手榴弾,ナイフなどを用いて感染体を攻撃できる。またラウンドの途中に味方のヘリが飛来し,武器/弾丸/回復パックといった補給物資が投下される。
 一方,宿主および感染体は,自らの爪を使った近接攻撃が基本となるが,体力/移動速度/ジャンプ力の点で人間を上回っているため,必ずしも不利とはならない。またNキーを押して「ナイトビジョンモード」に切り替えることで視界を明るくし,暗がりに潜んでいる人間を見つけることもできる。さらに宿主だけは,Fキーを押すと一定時間「ブーストダッシュ」状態となり,移動速度が高まるだけでなく,被弾してもノックバックしないという効果を得られる。
 またゲーム内通貨で購入できるアイテムを使うと,規定回数だけ,人間側は対人地雷を設置できるようになり,感染体側は唾液を飛ばせるようになる。

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人間は弾切れを起こすと圧倒的に不利になるので,補給物資を上手く利用しよう
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ゲーム内通貨で購入できるアイテムを使うと,感染体も遠距離攻撃が可能になる

 実際にプレイしてみると,上記で説明した通り,いわゆるゾンビモードそのもの。強いていうなら,ダメージが一定以上まで蓄積しないと人間は感染体化しないので,互いに押したり引いたりという駆け引きが生じやすい。
 また,人間は足を攻撃されても簡単には感染しないため,感染体がジャンプしても届かない高所に陣取ると多少有利だ。その反面,頭部への攻撃を受けるとほぼ100%感染してしまうので,近接攻撃に長けたプレイヤーが宿主になると,あっというまに感染体が増殖していく。
 もちろん,AVAの特徴の1つであるUnreal Engine 3.0で表現されたグラフィックスは,ほかのオンラインFPSよりも頭一つ抜けている。宿主は,細菌兵器を研究していたNRF軍の女医という設定なので,破れた衣服からチラリと見えるアレコレに見入ってしまって,ウッカリ感染したなんてことがあるかも……ないか。

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ラウンド開始直後は,高所に上って参加プレイヤーの位置関係を把握することも重要だ
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マップ「BURNIG TEMPLE」では敵が茂みに隠れていることもあるので,高所から確認しよう
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人間が高所に陣取ると,感染体が人間に大ダメージを与えるのは難しくなる
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うーむ,卑怯な……とは思うが,いざ自分が人間側になったら同じことをやるはず

 今回実装されるThe INFECTION用のマップは「BURNIG TEMPLE」と「Prison Break -Survival-」の二つ。いずれも既存のマップだが,上れる場所や暗がりが増えるなど,このモードをより楽しめるように手が加えられている。

 既存マップをベースとしているのは,初めてAVAをプレイするという人にこのモードを遊びながらマップを覚えてもらい,ゆくゆくはほかのモードにも挑戦してほしいという狙いがあるからだという。オンラインFPSにおいては,マップの把握がプレイ上達への第一歩なので,“鬼ごっこ”のようなThe INFECTIONを遊び倒すことは非常に有意義なわけだ。

宿主。細部までいろいろ描かれているので,あらためてジックリ見るとドキドキするかも
画像集#014のサムネイル/「AVA」に実装される“鬼ごっこ”のような新モード,「The INFECTION」の先行体験レポート 画像集#015のサムネイル/「AVA」に実装される“鬼ごっこ”のような新モード,「The INFECTION」の先行体験レポート
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 また宿主のボイスを声優の山村 響さんが,感染体のボイスを同じく稲田 徹さんがそれぞれ演じている点も見逃せない。さらに近日中のアップデートでThe INFECTION用マップがもう一つ追加されるとのことなので,詳細が発表されるのを待ちたい。
 ともあれ,The INFECTIONは開発,運営ともに大きな自信を持ってリリースする新モードなので,ぜひ一度遊んでみてほしい。なお本モードは,4月29日に秋葉原で開催されるオフラインイベント「AVAれ祭2011 秋葉原―春の陣―」で試遊できる(関連記事)。オリジナルグッズがもらえるので,ぜひ足を運んでみよう。

画像集#018のサムネイル/「AVA」に実装される“鬼ごっこ”のような新モード,「The INFECTION」の先行体験レポート

「Alliance of Valiant Arms」公式サイト

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