県下の動き−県民のたたかい

福祉冷遇県政を批判【17.07.11】

三重 県政報告会開く

 「県民本位のやさしい三重県政をつくる会」は6日、津市内で県政報告会を開き、約45人が参加しました。日本共産党の岡野恵美県議が県政の問題点と県議会の変化などを報告しました。

 岡野県議は、国民健康保険の県単位化によって保険料(税)の引き上げの動きや、福祉医療費の窓口無料化をやろうとしない知事の姿勢、2025年までに県内で2900床を減らす地域医療構想などを紹介し、国の悪政のもとで県民に冷たい県政を批判。県議会では野党との共闘で「テロ等準備罪(共謀罪)」の慎重審議を求める意見書、最低賃金引き上げの意見書などが採択されている変化も報告し、県政の転換を訴えました。

 参加者からは、鈴鹿市で3歳児まで子どもの医療費の窓口無料が始まり、とても喜ばれているが、それに対して県がペナルティーを考えていることが紹介され、介護保険のサービス切りすての動きに対して県へ要請すべきなどの意見も出されました。

 「つくる会」の辻井良和会長は「医療費の窓口無料化を実現する運動によって請願が県議会で初めて採択されたが、知事は実行していない」と批判。「実行するためにも運動をさらに続けるとともに、知事選で勝利すること」を訴えました。

(「しんぶん赤旗」2017年7月11日付けより)

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