ゲームをしながら勉学に励む。スマホ向け学習アドベンチャー「エターナル・スターダスト」を紹介する「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」第1465回

スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが，「じゃあ，どれが面白いの？」「そもそも，数が多すぎて好みのタイトルが探せない！」と思っている人も少なくないはず。そんな問題を解決すべく，スタートした連載が「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで，スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして（ほぼ）毎日お届けする。

　本日の「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」では，スマホ向け学習アドベンチャーゲーム「エターナル・スターダスト」（iOS / Android）を紹介しよう。学研プラスが開発した本作は，中学教育の5教科を学びながら遊べる，学習ゲームアプリとなっている。

アプリはダウンロード無料で，広告やアプリ内課金も一切なし

「エターナル・スターダスト」ダウンロードページ

「エターナル・スターダスト」ダウンロードページ

　プレイヤーは中学1年から中学3年までのいずれかを選択し，実際の教育課程に則った問題を解きつつ，ストーリーを進めていく。1年，2年，3年で主人公や物語が変化するほか，登場人物たちのボイスに竹達彩奈さん，柿原徹也さんといった人気声優が起用されているのもポイントだ。

新たなストーリーを開放するには「オーブ」が必要となる。オーブは後述する「ダイブ」で入手可能だ

　ゲームの基本的な流れは，「ダイブ」と呼ばれるクイズ問題を解き，そこで入手できるオーブを使い，ストーリーを進めていくというもの。ダイブでは「英語」「数学」「理科」「社会」「国語」のいずれかを選び，各教科ごとのクイズに挑戦する。クイズの形式は基本的に4択問題だが，中には綴りなどを入力する設問も存在する。

1回のクイズは全10問で，カテゴリに沿った問題がランダムで出題される。パーフェクトを取れれば，ボーナスでオーブなどをゲットできる

　ログインボーナスやデイリーミッションといった要素に加え，ホーム画面に表示されるキャラクターを変更したり，お気に入りのキャラクターのボイスをアラームに設定したりと，学習アプリでありながら普遍的なソーシャルゲーム風のシステムも搭載されている。

　また，アプリでどれだけ学習したのかをメールで送信できるので，保護者と進捗状況を共有することも可能だ。このあたりの機微はさすが学研といったところか。

専用の参考書を購入すると，より効果的な学習を望めるほか，QRコードを読み込むことで「参考書専門問題」に挑戦できる

　パッと見はよくあるアドベンチャーゲームの風体だが，その実は学習アプリとしての骨格がしっかりと存在している。当時これがあれば成績をもっと良くできたかも……なんてことはさておき，現役の中高生の予習や復習，久々に勉強したいという人にはうってつけの作品といえる。

著者紹介：トリスター/目代将規
　ゲームやアニメの書籍企画，編集，シナリオライティングや広告制作なども手がける編集プロダクション「トリスター」所属。スマートフォンならではのゲームや，一瞬で遊べてしまうゆるいゲームが大好物。好きなゲームのジャンルはRPGとアドベンチャー。“モンハン”好き。

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