CNBLUE イ・ジョンヒョン、日本映画に初出演!共演の夏木マリに“感謝の気持ちで一杯”…「生きる街」来春公開予定

Kstyle |

(C)2018「生きる街」製作委員会
CNBLUEのイ・ジョンヒョンが、夏木マリ最新主演映画「生きる街」で日本映画へ初出演を果たした。

俳優、ミュージシャン、ディレクターなど多方面で活躍する夏木マリが、10年ぶりに映画主演を務める。映画「生きる街」は、宮城県石巻市の小さな街で撮影。東日本大震災から5年以上の時を経て、その地を出ていく人、残る人、戻ってくる人々と街の姿を残すべく、スタッフ、キャストが集結。被災者支援ライブを行うなど復興に尽力してきた夏木マリは、映画の企画とストーリーに共鳴し出演を快諾した。メガホンを撮ったのは、俳優の顔を持ちながら「捨てがたき人々」「木屋町DMARUMA」「アーリーキャット」など、異色の長編映画を数多く手掛ける榊英雄。

(C)2018「生きる街」製作委員会
そして物語のキーマン、ドヒョンは韓国の実力派ロックバンドCNBLUEのギター兼ボーカル、イ・ジョンヒョンが扮する。日本でも武道館ライブを成功させ、絶大な人気を誇るCNBLUEのジョンヒョンは、なんと今作が日本映画初出演。役柄と同じく幼少時代を日本で過ごしたジョンヒョンは、親近感をもってドヒョン役を演じきっている。


イ・ジョンヒョン コメント

初めての日本映画への出演ではありましたが、夏木マリさんは撮影現場で私の日本語の発音を直していただいたり、とても私をサポートしてくださり、感謝の気持ちで一杯です。
撮影場所となった石巻は僕の故郷を思い出させる素晴らしい場所でした。この場所で大きな災害に遭われたということを考えると、とても胸が苦しくなりますが、その日を乗り越え、今力強く生きている多くの方々と出会えたことは僕の財産にもなっています。

この作品を通じて、韓国と日本との友情、家族として生きて行くことの意味、そしてそれを伝えていくことの大事さなど、多くの発見をさせていただきました。


夏木マリ コメント

千恵子のような女性を演じてみたいと思っていたので、千恵子の強さ、弱さにすぐ共感し、それにあわせて、日本人として忘れてはならない震災をテーマにした作品でしたので、演らせていただきたいと思いました。


榊英雄監督 コメント

どの時代、どの国どの街にもそしてどんな出来事が、身の回りに起ころうとも、人は生きてきた。それは一人ではなく、家族を母胎にして。そして、この映画生きる街は、今の時代を生き抜く、家族4人と、その物語を紡ぐ人達の、小さくとも、根っこが太い作品です。

どうしても夏木さんと、お仕事がしたかった。一緒に過ごしたかった。それが叶いました。監督冥利に尽きます!マリさん、愛してます。

そして、韓国からジョンヒョンさんが参加して頂けました。大事なメッセンジャーの役目を果たしてくれました。ジョンヒョン! また温泉入ろう! 日本酒を飲み、色々互いの事を語りたいです。

素敵なスタッフキャストと、家族の様に寄り添えた映画です。

■作品情報
「生きる街」
2018年春公開予定

出演:夏木マリ イ・ジョンヒョン(CNBLUE)
監督:榊英雄
配給:アークエンターテインメント/太秦
(C)2018「生きる街」製作委員会

【ストーリー】
自らが生まれ育った海沿いの町で、漁師の夫、2人の子どもと幸せに過ごしていた佐藤千恵子(夏木マリ) の暮らしは、2011年3月11日に一変。夫はあの日から帰ってこない。千恵子は避難所生活を経て別荘を借り受けた民泊の営業に乗り出すが、家族の心はすれ違い始めていた。被災のトラウマから子どもを持つことを恐れる娘の香苗と、何でも震災のせいにして人生から逃げる息子の哲也。そんな家族の前に、かつて同じ町に住んでいたドヒョン(イ・ジョンヒョン) が韓国からやって来る。ドヒョンが語った知られざる夫の姿――。そして、止まっていた家族の歯車がゆっくりと動き出すのだった。

記者 : Kstyle編集部