中国工業情報化省の朱宏任報道官は20日北京で、「中国が西側諸国にインフレをもたらした」という言論を批判し、「これは誤解によるまったく根拠のない話だ」と語りました。
朱報道官は、「一部の先進国は金融危機を乗り越えるため、緩和的な通貨政策を実施し、国際市場におけるエネルギーや、原材料、食糧価格の高騰を招いた。このような輸入的な物価上昇の圧力によって、中国の工業は大きな試練にさらされ、インフレの圧力に直面している」と語りました。
統計によりますと、1月から3月まで、中国が輸入した原油、大豆、石炭、鉄鉱石などの価格は前年同期より、それぞれ24.5%、25.6%、21%、62.6%値上がりし、輸入的なインフレが中国に与える影響はますます深刻になっているということです。(04/20 翻訳者:Lin 校正:小野)
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