新生銀行は2017年5月9日、お金のデザインと業務提携することで基本合意したと発表した。今夏にも、同社のロボ・アドバイザーサービス「THEO」の取り扱いを始める。資本提携する可能性もあるという。

 円預金や外貨預金などを一つの口座で管理できる「新生総合口座パワーフレックス」の顧客向けに、THEOの提供を始める。新生銀行は、新サービスを投入することで新規口座の開設などにつなげたい考えだ。

 お金のデザインは、2016年2月にTHEOを開始。申込者は2万人超、無料診断を完了した利用者は2017年4月10日時点で26万5000人を上回っている。2017年4月には、資本業務提携する山口フィナンシャルグループの顧客向けに「THEO+」の提供を始めるなど、銀行との協業を進めることで利用者数の拡大を図っている。