ATM での銀行預金の引き出しや振込の手数料をゼロに

質問銀行預金を ATM で引き出すときの手数料はなんとかなりませんか?

回答多くの銀行が一定条件で手数料を優遇しているので確認しましょう。

コンビニATM で銀行預金を引き出す場合はまだしも、預けている銀行の ATM で「時間外」に手数料がかかると損をした気分になります。

特に最近のように低金利だと「利子は全然つかないのに手数料ばかり取られる」と不満に感じてしまうのは当然でしょう。

 

一方、多くの銀行では一定の条件で ATM の手数料ゼロや割引となる優待制度を導入しており、たとえば「メガバンク」と呼ばれる大手銀行にもあります。

銀行によって違いますが、特典を受けるのに必要な手続きがあり、条件をクリアしていても未契約だと適用されないこともあるので要注意です。

 

メガバンク以外の地方銀行やネット銀行でも、様々な条件で優待制度があるので、低金利の時代、金利以外の条件で銀行を選ぶのもアリです。

たとえば手数料の特典で選ぶなら以下のネット銀行が有力です。

特に「新生銀行」は他行 ATM でも無条件に手数料ゼロです。

 

私は3つとも口座を持っていますが、個人用はメインに「楽天銀行」を使っており、条件を満たして「スーパーVIP」になっているので、

  • ATM利用手数料の無料回数 7回/月
  • 他行振込手数料無料回数  3回/月

という特典が適用されています。

毎月、何度も使わないので、ここ数年、引き出しや振込で手数料を支払ったことがありません。

 

一方、仕事ではメガバンクが便利なこともあって「みずほ銀行」を使っており、こちらも「資産運用商品の残高あり」の条件をクリアしており、

  • みずほ銀行、イオン銀行 ATM では時間に関わらず手数料無料
  • 近所にあるコンビニ ATM で月4回まで引き落とし手数料無料
  • みずほダイレクトで 月4回まで他行あてでも振込手数料無料

という特典が適用され、楽天銀行の特典と合わせて月 7回も他行への振込が手数料無料で可能です。

 
◆◇◆

もちろん、多くの方はご自身の利用する銀行の特典サービスをご存じで、すでに利用済みかもしれませんが、知ってはいても「よく分からない」「面倒」だからと手続きしていない方のためにも紹介しました。

多くの場合、手続きは最初だけで、あとは条件さえクリアすればずっと適用されるので、頑張って契約する価値はあります。

 

さらに「どの銀行でも低金利は一緒」と諦めている方がいるかもしれませんが、実は普通預金の金利でさえ銀行によって大きく違います。

それぞれ条件があり、金利も年 0.1% や 0.12% ですが、大手の 年 0.001% と較べると驚くほどの高金利です。

※ 記事にした金利や特典は 2017年3月29日現在 の情報です。

近くにあるから、勤め先の振込指定だから、とずっと同じ銀行という方も、一度、比較検討をお勧めします。

 

理解を深めるための「パソコン用語解説

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