3月26日、TVアニメ『カブキブ！』ステージがAnimeJapan2017で開催されました。この日のMCは『カブキブ！』に出演する来栖黒悟役・市川太一さん、阿久津新役・逢坂良太さんのお2人。2人で作品の紹介や、キャストを招いてのトークを繰り広げてくれました♪

　まずは『カブキブ！』という作品についての説明から。歌舞伎に目覚めた高校生たちが、部活として歌舞伎をやるために奔走するというストーリー。歌舞伎という少しとっつきにくいジャンルですが、この作品から興味を持つのもアリではないでしょうか？　キャストのみなさんは、実際の歌舞伎役者の方からセリフ回しの指導などをしてもらっているようで、まさに部活のようと話されていました。

　また、市川さん演じる来栖黒悟は“黒子”から来ているということで、各キャラクターの名前が歌舞伎に由来しているのだとか。設定からも歌舞伎への熱やこだわりを感じますね！

島﨑信長さんをゲストに迎えたトークコーナーその1

　アニメのPVを放送したあとは、キャストを1人ずつ呼んでのトークコーナー、“『カブキブ！』の部屋”がスタート。1人目のゲストは丹羽花満役・島﨑信長さんです♪

　笑顔でステージにやってきた島﨑さんに、「今日もさわやか」と逢坂さんが声をかけると、島﨑さんは用意されている椅子を無視して逢坂さんの元へ。「来るな来るな！」と逢坂さんが嫌がる姿を見て、島﨑さんはなぜか満足げ。

　気を取り直してトーク開始！　島﨑さんが「歌舞伎を観たことある人～？」と、客席に尋ねると、思ったよりも手が挙がり、これには3人とも驚いていました。

　歌舞伎を演じることについて、3人でのフリートークが始まると、とにかく難しい！　というのが共通意見のよう。

　しかし、楽しさがさらにそれを上回っているとも。独特の言い回しが多い歌舞伎のセリフを、まずは耳で覚えたことや、先生からシーンやセリフに含まれた喜怒哀楽を教えてもらっていることなど、なかなかほかでは聞けないような話も飛び出しました。

　ここで突然「カブいていた時期はありますか？」という質問が飛び出し、島﨑さんは「なんて答えるのが正解なんだよ！」とMCの2人にツッコんでいました。じつはカンペがずっと出ていたようなのですが、逢坂さんは進行に夢中でまったく気づいていなかった様子。

　そして蛯原仁役・河西健吾さんが呼び込まれ、ステージに4人がそろったのですが、なんとここで島﨑さんはお別れ。ステージを去る前に島﨑さんは「知らざあ言って聞かせやしょう！」と歌舞伎に登場する有名なセリフのひとつを披露！

　最後に「丹羽花満くんをみなさんが大好きになってくれるとうれしいです」とコメント。拍手とともに島﨑さんが見送られ、いよいよ河西さんとのトークコーナーへ。

つづいてのゲストは、河西健吾さん。トークコーナーその2

　河西さんが演じる蛯原仁については、「梨園の御曹司ということで、自分で自分をがんじがらめにしている難しい子」と表現。キャストのなかでは、歌舞伎経験者の役ということで歌舞伎の演技が難しいと話されました。

　アフレコ現場の雰囲気は若手が多く、若手だけだと楽しいだけになってしまうところに、先輩がいることでいいスパイスになっている、と河西さん。逢坂さんが「河西さんと会話する？」と市川さんに質問すると、1話のアフレコ後、自分の芝居の未熟さにうちひしがれていたところ、河西さんが肩をポンと叩いて励ましてくれたことがうれしかったとの返答が。

　思いがけない答えに河西さんは少し照れていました。また、河西さんが人見知りであることに話がおよぶと、「街で見かけたら気軽に話しかけてください」とのことでした。

　告知コーナーでは放送情報のほか、原作やラジオの情報が紹介され、放送への期待が一段と高まります！　最後に、逢坂さんは「老若男女問わず見てほしい作品」、市川さんは「このアニメを観て、新しいことを始めてみようと思っていただけたらうれしいです」とコメント。そして、2人の「本日はありがとうございました！」でイベントは幕を閉じました。

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