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PS4/Xbox One版「Warframe」に大型アップデート「OCTAVIAの賛美歌」が配信
以前「こちら」の記事に掲載したように,「Octaviaの讃美歌」では新しいWarframe,クエスト,アイテムなどが追加される。また,キャプチャツールもアップデートされ,フィルタや編集機能でよりアーティスティックな画像を作成できるようになるとのこと。主なアップデート内容を以下に引用しておくので,プレイヤーは参照してほしい。
またリリース資料には,Musicディレクターのジョージ・スパノス氏のインタビューが記載されていたので,こちらも引用して掲載しておこう。
「Warframe」公式サイト
WARFRAMEがアップデート「OCTAVIA の讃美歌」を
PLAYSTATION 4とXBOX ONEで鳴り響かせる
音楽作成機能とスクリーンキャプチャツールを盛り込んだ
大規模アップデートは、ファンがオリジナルミュージックを作成し
プロのようにポーズを取れるといった刺激を提供する
盛りだくさんの機能がさらに楽しめるようになりました! 独立系の開発会社でありパブリッシャーでもあるDigital Extremesが、同社の無料の共同オンラインアクションゲーム、Warframeの2017年最初の大規模PCアップデートである「Octaviaの讃美歌」のプレイステーション 4とXbox Oneバージョンを発表しました。「Octaviaの讃美歌」は、独自のドラムビートにのせて、ダンスと迫力あるビートのWarframeの音楽テーマをこれまで以上に押し広げます。新しいクエストや、2つの強力な創作ツールで、プレイヤー達は音楽にのって、登場人物になりきるでしょう。
「Octaviaの讃美歌」では、Warframeのプレイヤーが、オリジナルのクエストを通して音楽の魔法がかかったOctavia Warframeを探す旅に出ます。Octaviaと同時に登場するのは、簡単に操作できる楽器、Mandachordです。これを使って、プレイヤー達はオリジナルの曲を作って武器に同期させて、敵をリズミカルに支配できます。しかし、このアップデートで、音楽は単なる破壊のツール以上の力を発揮します。プレイヤーは他のテンノと協力して編曲したり、曲を交換することもできるのです。その柔軟性と使いやすさで、PCのインフルエンサーやYouTubersが独自の曲を作ったり、お気に入りのポップチューンを再編集したりしています。
テンノとして知られるユーザーベースを興奮させ、彼らの中で多くの創造を生み出したDigital Extremesが、同社の作品を紹介する新しい音楽付き予告動画を制作しました。
・アップデートされたハイライト動画はこちらから:
https://digitalextremesltd.box.com/s/t18plunpng3j3abjx3tah8eb04lhftwk
・YouTubeでの視聴はこちらから:
https://www.youtube.com/watch?v=TrfZRgfOo_Y&feature=youtu.be
視覚的なアップデートでは、Warframeの魅惑的な世界が、ハイエンドキャプチャツールCapturaによりさらに見事になります。このCapturaで、標準的なWarframeのスクリーンキャプチャが、壁紙やスクリーン、アート作品にふさわしく変わるのです。PS4の「共有」ボタンかXbox Oneの「Xbox」ボタンを使用して、カスタマイズされたWarframesをキャプチャ、編集、共有できます。新しい武器、ヘルメット、グリフ、TennoGenなどもこのアップデートに含まれており、PlayStation 4とXbox Oneにて無料で利用できます。
また、今回日本のユーザーだけにMusicディレクターであるジョージ・スパノスのインタビューをお届けいたします。どうぞお楽しみください!
「Octaviaの讃美歌」のアップデートに含まれる主な機能:
・新しいWARFRAME:Lotusの新たな戦士Octaviaで、敵を音楽で攻撃。Octaviaのアビリティは、メロディ、ベース、パーカッションをミックスさせて破壊のハーモニーを作り出すMandachordと呼ばれる無敵のツールによって支えられる。道場で友達と協力して作曲したり、他のテンノが作った曲をダウンロードして、Octaviaを別の視点から再体験。
・新しいCAPTURA機能:最高のファッションFrameを身に着けた雄姿をキャプチャし、様々なフィルターやグラフィック、編集ツールで編集して究極の画像を作成。
・新しいクエスト:Octaviaの讃美歌クエストで、あなたは広大な意識のセファロン・スーダによってリレーに引き込まれていく。セファロン・スーダの奇妙で混乱した行動は調べてみる必要がある。集めた知識が破壊される前にセファロン・スーダに何が起こったのかを探し出せ。気をつけろ、テンノよ。暗闇が潜んでいる。
・新しい武器:Octavia Warframeと同期して働く新しい2つの武器。
・TENNOGENの追加:12種類以上の新しいスキン、シャンダナ、ヘルメットが含まれます:
Sari シャンダナ | Liset Hellkite | Frost Emperorスキン |
Atlas Telamonヘルメット | Ember Graxxスキン | Mag Torodialヘルメット |
Saryn Graxxスキン | Setkaシャンダナ | Frost Hailstormスキン |
Ash Carabidヘルメット | Nekros Lazarusヘルメット | Excalibur Ograntヘルメット |
Mag Inductionヘルメット | Banshee Echoヘルメット | Spitefireシャンダナ |
「Octaviaの賛美歌」コンソール向けアップデートにあたりMusicディレクター;ジョージ・スパノス(George Spanos)にインタビュー
―「Octaviaの賛美歌」の音楽のコンセプトは?
ジョージ:
Octaviaの賛美歌は、通常のWarframeとは全く異なっていて、Octaviaの名前から攻撃、力までソニック(音)が関係しています。Octaviaは、ピンク、青、紫のボディカラーや踊り、そして立ち姿でのコミカルなアニメーションなどの特徴を持ち、これまでとは違ったユニークな戦士となっています。Octaviaは、新しいツールMandachordを利用して、メロディ、バス、打楽器を組み合わせ、破壊の旋律に変換することができます。
Octaviaの4つのアビリティの一つMalletは、リズミカルに近くの敵にダメージを刻み、敵の攻撃を引き寄せます。MalletへのダメージはMalletの攻撃力を高めます。第二のアビリティ、Resonatorは、敵を魅了し従わせるローラー玉を出します。Malletと組み合わせることによって、ソニック波を出しながら動くボールを作成することができます。Octaviaのアビリティ中、最もリズムと関連が強いのは、第三のアビリティMetronomeです。Octaviaの音楽と調子を合わせて行動しているものにバフを付与します。タイミングを合わせジャンプするとスピードバフの「ヴィヴァーチェ」、ビートに従って伏せると透明化バフの「ノクターン」、リズミカルに射撃するとマルチショットバフの「オペラ」、タイミングを合わせ近接武器を振るえばダメージバフの「フォルテ」が付与されます。最後に、第四のアビリティAmpは、エリア内の音からデシベル単位で力を取り込み、その力でOctaviaと仲間のダメージを増幅させます。近くのMalletのダメージと範囲も2倍になります。
また、Octaviaの賛美歌のアップデートには、新しいCaptura機能が含まれています。この高性能スクリーンキャプチャ・ツールを利用すると、様々なフィルタ、グラフィックス、編集ツールを使って完璧なショットを撮影、編集することができます。
ほぼ全ての大規模アップデートの場合と同様、Octaviaの賛美歌には、あらゆる知識を取り込むCephalon Suda(セファロン・スーダ)のリレーにプレイヤーを引き込むクエストが用意されています。そのクエストとは、「Cephalon Sudaが奇妙な混乱した動きを見せており、調査が必要です。集めた知識が破壊され、手遅れとなる前に、Cephalon Sudaの事態を把握しなくてはなりません」というものです。さらに、新しい武器を期待しているプレーヤーのために、今回二つの武器が新たに加わりました。強力なライフルTenoraとピストルハンマーPanderoです。Octavia Warframeでうまく利用できるように制作されています。
―「Octaviaの賛美歌」の音楽は、どうやって生まれたのか?
ジョージ:
Octaviaの賛美歌以前に、31のWarframesがありました。これは、かなりたくさんの数です。そこで、私たちは、Warframeの戦場でこれまでとは違う独特なものを作りたいと考えました。音楽をテーマにしたWarframeを制作することを目標にしたのです。最初に制作に取り掛かった時Warframeには独自の音楽がありましたが、Warframeの力としてプレーヤーが自分で音楽を作り出せるようにしたいと考えました! そのアイデアを発展させ、直感で操作できる音楽ツールを制作したのです。
―楽曲制作での苦労やエピソードは?
ジョージ:
今回の制作で最も大変だったものの一つは、操作しやすい作曲ツールを作ることでした。つまり、直感的に操作できるインターフェイスを作ることです。音楽に詳しくない人でも簡単に使えて、かつ音楽上級者もすぐ理解できるよう音楽上の一定の慣例に従うツールを考え出す必要がありました。さらに、単にかっこいいツールを作ればいいだけではなく、Warframeユニバースでうまく機能するようなツールでなければなりません。直感的に操作でき、かつ見やすいものを最終的に考え出すまで、多くの試作品を作りました。それぞれのビートがその小節のどこに来るのか、各音符がどこにあるのかがわかるように、異なる音符やパーカッション、ビートを別の色で表しました。
―PCで既に遊んでいるプレイヤーの反響は?
ジョージ:
Octaviaのクエストを完了したPCプレイヤーの大部分は、作曲機能を非常に高く評価しています。独自の音楽を作曲したり、ゲーム音楽やポップミュージックをもとに新しい曲を作り出したりしています。作曲の元になったポップミュージックは、マイケル・ジャクソンからザ・ホワイト・ストライプス、スターウォーズの中のカンティーナ・バンドのテーマ曲、ラッシュ、The Eye of the Tiger(アイ・オブ・ザ・タイガー)などの80年代賛美歌ロックまで様々です。プレイヤーの作曲した音楽を聴くのはとても楽しいです。
―ディレクター自身のお気に入りポイントや聞き所は?
ジョージ:
Mandachordを使って作曲する楽しさを発見した私たちは、自分たちも作曲にのめり込み、何時間も作曲に費やしました。自分で音楽を作曲したり、協力して作曲を行い、Warframeでシェアできるというのは私たちにとって非常に嬉しいことです!
また、素晴らしいスクリーンショット機能CAPTURAによってWarframeをカスタム化できるということも、ソーシャルメディアやメッセージボードで話題となっています。音楽に興味がない人でも、お気に入りのWarframesの完璧なショットを目指して何時間も楽しむことができます!
―ユーザーにメッセージをお願いします。
ジョージ:
日本のTennoの皆さん、こんにちは! これは、今までで体験したことがない最もクリエイティブなWarframeです! Capturaで完璧なショットを撮ったり、素晴らしい音楽を作曲したり、Octaviaとのバトルを思う存分お楽しみください!
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