Xiaomi，「Snapdragon 835」搭載のハイエンドスマホ「Mi 6」を発表。出っ張りのないデュアルレンズがポイント

　2017年4月19日，Xiaomiは，同社製Androidスマートフォンの新しいフラッグシップモデルである「Mi 6」を発表した。QualcommのハイエンドSoC（System-on-a-Chip）「Snapdragon 835」を採用し，容量6GBのメインメモリを内蔵するスペックの高さが特徴だ。
　価格は，内蔵ストレージ容量64GBのモデルが2499元（約3万9482円），内蔵ストレージ容量128GBは2899元（約4万5801円），ボディ素材にセラミックを採用した「Mi 6 Ceramic Edition」が2999元（約4万7394円）となっている。

Mi 6。本体のカラーバリエーションは，ホワイトとブラック，ブルーの3色に加えて，シルバーとセラミックが用意されるようだ

Mi 6の主なスペックと価格

　Appleの「iPhone 7 Plus」を筆頭に，2つのレンズ（以下，デュアルレンズ）を持つアウトカメラを背面に装備したスマートフォンは，各社から登場しており，ハイエンド製品では珍しくないものとなりつつあるのが現状だ。ただ，そうした製品はいずれも，レンズとその周辺部分が背面パネルから突出しており，美観という点ではイマイチな面もある。
　Mi 6もデュアルレンズ仕様のカメラを備えているのだが，他社製品と異なり，レンズの周辺が背面パネルから出っ張っていないのが，外観上の大きなポイントだ。

背面パネルからデュアルレンズが出っ張っていないフラットなデザインを採用。片側のカメラは光学2倍ズームレンズを採用しているが，写真のどちらがズームレンズかは分からなかった

　そのほかの主な仕様では，5.15インチサイズで，解像度1080×1920ドットの液晶パネルを採用し，バッテリー容量は3350mAhと，5インチ級のスマートフォンとしては大きめであるのも特徴だ。
　国内展開の情報は今のところないが，Xiaomi製品の国内正規代理店をTJCが担当することになっているので（関連記事），日本市場への投入も期待できるのではないだろうか。

Xiaomi 公式Webサイト（英語）