乃木坂46・若月佑美が舞台『犬夜叉』でセーラー服の中学生を熱演「15歳らしいところを出せたら」

アイドルユニット/グループ ニュース 女優 舞台・ミュージカル
若月佑美(乃木坂46)
若月佑美(乃木坂46)

高橋留美子原作の人気コミック『犬夜叉』が舞台化され、4月6日に東京・天王州 銀河劇場で公開初日を迎えた。マスコミ公開のゲネプロに先立って、ゴールデンボンバーの喜屋武豊(犬夜叉)、乃木坂46の若月佑美(日暮かごめ)、伊藤純奈(桔梗)ほか、主要キャストが記者会見に応じた。

喜屋武さんは「有名な作品なので、作品の名に恥じないように頑張ります」と意気込み、見どころについて「原作そのままにキャラクターがしっかり描かれていて、見た目だけじゃなく、それそれの心情が捉えられている」と紹介した。

若月さんは、「かごめの役は乃木坂46にはいないタイプだと思う。だからこそ、やりがいがあるので楽しんでやりたい。犬夜叉のことを魅力的に見せられるように演じたい」と意気込んだ。

さらに若月さんは15歳の中学生を演じるにあたって、「22歳でセーラー服を着ることになって、ほかのメンバーからは“ギリギリアウトじゃない?”と最初は言われていたんですが、実際のビジュアルを見たら“あれ?これはイケるね”と言ってもらえたので自信がつきました。舞台では、気持ちが整理できなかったり、感情が先走ったり、15歳らしいところを出せたらと思うので注目して欲しい」とアピールした。

伊藤さんは、「私にとって2度目の舞台で、こんな大きな作品に出演できてありがたい。1公演1公演を大事に演じさせて頂きます」と意気込み、「巫女さんの服に憧れていたので着られて嬉しい。桔梗の落ち着いてお姉さんらしい上品な感じを出せるように仕草を研究したので、そこを見て欲しい」と話した。

『犬夜叉』は、高橋留美子さんの12年に及ぶ大長編で、これまでにテレビや映画でもアニメ化がされてきた作品。舞台化にも高い感心と期待が寄せられていたが、キャラクターを絞り込み、犬夜叉と桔梗の悲恋のエピソードを軸に凝縮されたストーリーに仕上げられた。原作ファンのみならず、演劇ファンにも見応えのある非常に完成度の高い作品となっている。