猫ブームの裏側で年間8万9000匹近く殺処分…保護猫カフェ「ねこかつ」に密着

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テレビ東京にて4月2日(日)の27時5分から『ザ・ドキュメンタリー「猫ブームの裏側 “ワケあり”猫の行く先は」』が放送される。

いま、空前の猫ブーム。その経済効果は年間2兆円を超えるとも言われており、高齢化や1人世帯の増加に伴い、手のかからない猫が人気となっている。しかし、その裏側では年間8万9000匹近くの捨て猫・野良猫が行政に引き取られ、殺処分されている。そんな状況の改善のために動いているのが、埼玉県川越市にある「保護猫カフェ ねこかつ」。ここにいるのは、事故で足を失った猫、失明寸前の状態で捨てられていた子猫など、皆さまざまな事情を持つ“ワケあり”の「保護猫」たちだ。

今回番組では、そんな「ねこかつ」と、保護猫活動に関わる人々に密着。猫ブームの裏側にある、命をとりまく人々の思いに迫る。

テレビ東京の丸山恵ディレクターは、「猫は、人間にとって癒やしの存在。テレビやネットには“かわいい猫”が溢れています。では、猫にとって人間って、どんな存在でしょうか。かわいがられて、愛される猫がいる一方で、人間の都合で捨てられて、殺されていく猫たちがいます。そんな猫たちを保護している“保護猫カフェ ねこかつ”の店主、梅田さんに密着しました。どこから来たのか、何があったのか、猫たちはしゃべってくれません。代わりに、梅田さんが、ワケあり猫たちの「ワケ」を教えてくれました。かわいい猫たちの、かわいいだけじゃない現実を、ぜひご覧ください」とコメントを寄せている。

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