長岡から佐渡へ。佐渡『金沢屋旅館』と夜の街
4時過ぎまでお仕事。ホテルに戻る道は寒い…。戻ってしばらく就寝…8時には起床。あさごはん。ホテル法華クラブ新潟長岡の朝食
へぎ蕎麦、地野菜の天ぷら、栃尾揚げ、鮭の焼漬け、塩のっぺ、スキー汁に長岡産コシヒカリ、十全茄子の旨煮、神楽南蛮の旨煮、菊芋のたまり漬
さらに地場野菜のカレーと、やたらと地元の味が充実しております。で、美味い。ごちそうさまでした。9時半ごろ宿を出て、10時5分の新幹線で新潟へ。バスに乗って佐渡汽船ターミナルに向かい、11時30分のジェットフォイルに乗る
途中、やや荒れ模様の海を見つつ、佐渡に無事に到着。
昼ごはんは、ターミナルのビルの3階で鰤の漬け丼。寒ブリうまいですね
バスで仕事先に向かい、いろいろ調整済ませ、本日は17時半くらいには終わり。さて、お宿へ。本日も、佐渡の定宿、金沢屋旅館である
宿の歴史は150年、建物も築120年、元は妓楼金沢楼であったというこのお宿、どこまでも歴史でありまして、建物にはとにかく金かけてあるな、というのはよくわかるんですが
ところどころにある美術品などがですね
その歴史に鑑みれば、価値のあるものはもちろんあるんだろう…とか思うんだけれど、いくらなんでも…みたいなのが散見されまして
このガラスケースの中の山水画には「日本禅人等楊」とありましたよ。すごい。雪舟だ。ほんとかいな。部屋の中もすごいぞ、落ち着く和室だけどなんか落ち着かないぞ
しかしもちろん、こういうものがお好きな方には溜まらない宿だし、当然、私も大好物です。朝飯をいただく食堂には、なんと、谷文晁もあるわけですよ
ほんとかよ谷文晁…谷文晁だったらもう少し保存状態を…。ただ、画は怪しいけど、朝食は本物、大変豪華。
鱈の焼いたの、エンガワの刺身、ホタルイカ、筋子、枝豆豆腐、いごねり。
佐渡産コシヒカリに、味噌汁はナガモ。これを、谷文晁(自称)を鑑賞しながら飯が食えるという…。これで6000円弱なんですから、佐渡に来た際にはお勧めしたい宿であります。
宿に到着してあちこち写真を撮っていたら、お風呂わきましたとご案内いただいて、広い風呂に入浴。さて、夜の街に出ましょう。荷物を積み込むカーフェリーを見つつ
メインストリートの商店街は灯りは明るいものの、人もおらず
1本裏に入ると夜の歓楽街
しかし…こう、あまり、歓楽している感じでもないが…
うろうろした末に一軒の店に。『しらつゆ』という居酒屋。先客は地元客のグループ1つと、1人のお客さん。切り盛りしているのは女性2人、雑然としている感じが、なんか、島の居酒屋感がある
ビールとともに、最初に頼んだバイ貝煮がねー、やたらでかいのが12粒で500円なんですが、
こんなにしっかり、ミソの部分がついてくるバイ貝は、はじめてで、実に濃厚で美味い…。刺身はイカとメジマグロを頼んだら、バカでかい皿で出てきて驚愕。刺身で腹いっぱい、離島の居酒屋あるある。とくにイカが美味い
燗酒は、真野鶴の辛口本醸造です。燗上がりのよいお酒ね
さて、さらに。佐渡の冬の味覚、沖汁です。
スケソウダラを柔らかく煮て、汁を搾って冷やしたもの。味が薄かったら醤油垂らしてねと言われ、確かに薄味だけど、味わい深い。こんなにでかい皿に山盛り出てきて400円…。
ブリカマ焼きも大きい…佐渡の寒鰤のカマ焼き、脂がのっていて、美味い…
もうひたすら、魚ばかり食べて腹いっぱいになり、明朗会計でご馳走様だったのでした。満足。さて、店を出まして
どこかもう一軒くらい
こういう時に、、スッと、クラブ、パブ、スナックの類に入れる人間でありたかった気もするし、別にそんな必要も無かった気もするし
んで、なんだかよくわからない店に入ってしまうのだ
入って、メニューを見ると、よくわからないメニューで、なぜ真ん中に蜂の子…
もう一杯のはずが、醤油ラーメンを食べていたのです。ひらがなで、らあめんと書く店は、このタイプのしゃもじを使う法則
さて、そろそろ宿に帰りましょう。なんだかエモい看板を見つつ
宿とは反対方向にさらに歩き、セーブオンでお買い物
宿で、出て右に行くとコンビニ、左に行くと食事するところです、と軽く言われてなるほどと受け流したけれど、どちらも歩いて10分以上かかるのですよね…。お茶など買って宿に戻り、就寝しましたです。