21世紀枠の多治見(岐阜)が21安打を浴び、21失点で完敗した。

 0-2の3回には3失策も絡み、打者12人6安打で8点を奪われる猛攻にあった。先発のエース河地京太投手(3年)、柘植慶司投手(2年)、前田歩夢投手(2年)の継投で報徳学園(兵庫)打線を封じようとしたが、試合終盤まで勢いを止めることができなかった。

 3回途中で降板した河地は「自分がふがいない投球をしてしまい、チームに迷惑をかけた。1人1人タイミングが合っていていやだなと感じた。心のどこかで逃げていたのかなと思います」と唇をかんだ。21失点は21世紀枠の最多失点。