AKB48グループの国内6番目となる、STU48の第1期生オーディションが19日、広島市内で行われた。瀬戸内海に面する7県を船の劇場で移動しながら、活動していくというグループは、その7県(兵庫、岡山、広島、山口、香川、徳島、愛媛)の会場で2次選考が行われ、最終選考に残ったのは102人。その中から、秋元康総合プロデューサーらの審査をくぐり抜けた合格者は44人だった。

 山口県会場からの合格者の1人は「全力を尽くして愛されるグループにしますので、応援よろしくお願いします」とあいさつ。広島県会場からの合格者の1人は「瀬戸内海の良さを広く知ってもらえるように頑張ります」と意気込んだ。出身県の内訳は、山口4人、広島9人、香川4人、愛媛7人、兵庫3人、徳島2人、岡山6人、福岡3人、大阪3人、三重1人、高知1人、愛知1人。平均年齢は15・5歳と若いメンバー構成になった。

 劇場オープン日は未定だが、5月に発売予定のAKB48の次のシングルに参加する予定だ。この第1期生の中からの21人と指原莉乃STU48劇場支配人、AKB48と兼任する岡田奈々キャプテンの23人による「STU48」のカップリング曲が収録される。