スティーブ・ジョブズが病気療養中の間、経営を任されているアップルのCOOのティム・クック氏が、「Out」という雑誌の中で、アメリカで最もゲイやレズビアンに影響力がある人物としてナンバーワンにランクインしました。
今回で5年目になる「力のある(ゲイ)50人リスト」の中で、ティム・クックは「次期指導者? 間違いない」と表現されています。
この雑誌の編集長のAaron Hicklin氏は、「テック業界からトップにランクインしたのは今年が初だ。アップルのCOOで、象徴でもあるティム・クックはアップルを世界で最も影響力がある会社に導いた人物である」と付け加えています。
これはアップルがエクソダスといったようなグループに対する積極的ないかにチャレンジしていくかということを示唆している。
世界で最大規模の会社を経営し、成功者であるゲイの一人であるティム・クックは彼のセクシャリティについて言及することは慎重だ。しかしアップルの後継者はゲイであるということが隠すことができないメッセージは、ゲイの社会的地位向上に大きな意味がある。
シリコンバレーとアップルの中ではゲイとして知られているティム・クック。
しなしながら今年1月に「シリコンバレーで最も影響力のあるゲイ」とスポットライトを浴びたにも関わらず、彼自身は彼のセクシャリティについては公言を避けています。
これからも、どんな悪意のある噂が流れようとも、おそらくティム・クックは沈黙を守り続けながらアップルの経営に集中していくだろうと思われます。
米ギズの兄弟サイトGawkerは今回の一件についてティム・クックにメールをしたそうです。万が一返答があればまた記事になるかもしれません。
mayumine(Ryan Tate 米版)