BLOGTIMES
2017/01/02

/var/run の中身が再起動すると消えてしまうので・・・

  centos7  systemmanagemant 
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CentOS 7 のマシンを設定していたら、マシンの再起動時にうまく起動しないデーモンがあったので調べてみると、 /var/run のディレクトリがなくなっており、pid ファイルを書き込むところでコケていることが分りました。何で勝手にディレクトリが消えるのかなと思って調べてみると、同じ現象で結構ハマっている人が多いようで「CentOS 7 : /var/run 直下に作ったディレクトリが消えないようにする 」のようなエントリがたくさん見つかります。

結論としては CentOS 7 から /var/run が tmpfs に変更された*1 というのがその理由のようです。
df などを使うと確かに tmpfs になっているのが分かります。

$ df -h Filesystem Size Used Avail Use% Mounted on ・・・・ tmpfs 2.0G 8.4M 2.0G 1% /run ・・・・

これを解決するためは tmpfiles.d設定ファイルを置いておく必要があるとのこと。
例えば以下のような conf を作成しておくと、再起動時に /var/run/hoge が自動的に生成(owner は hoge:hoge に、パーミションは 755)されるようになります。

/etc/tmpfiles.d/hoge.conf

d /var/run/hoge 0775 hoge hoge
  • *1: /var/run は /run へのシンボリックリンクです。

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