渕上舞さん＆内山夕実さん『アカシックリコード』声優インタビュー。サイン色紙プレゼントも

文：まり蔵

　スクウェア・エニックスより配信中のiOS/Android用アプリ『アカシックリコード』。本作に出演する声優陣にインタビューする連載企画の第2弾。その第4回をお届けします。

　『アカシックリコード』は、紙魚（シミ）によって侵された“書籍の世界”を取り戻すため、悪魔と契約した創造者“クリエイター”たちの戦いを描いたRPG。花江夏樹さん、石川界人さん、杉田智和さん、花澤香菜さんら人気声優が多数出演していることでも話題となっています。

　12月22日には、公式ニコ生“アカシックリコード公式生放送～クリスマス直前スペシャル～”が放送。次期アップデートの情報などが公開されました。現在は、クリスマス限定のピックアップ召喚やソロキャラクエスト、ログインボーナスキャンペーンが実施中。クリスマス衣装を身にまとったライラや金角、銀角などがゲーム内に登場しています。

　電撃Appでは、本作で主要キャラクターを演じる声優陣にインタビューをする連載企画を展開。今年10月～11月に行った第1弾では、16名にお話を伺いました。第2弾の今回は、10名にインタビューを敢行！　第4回は、渕上舞さんと内山夕実さんのおふたりです。

　なお、渕上さん＆内山さんの直筆サイン色紙を、電撃Appの読者にプレゼント！　各インタビューの最後にある応募フォームより奮ってご応募ください。

渕上舞さんが演じるキャラクター

“アラジン”新井仁子
声優：渕上舞／絵：ねつき
ジャンル：ラノベ／作品：アラビアンナイト

渕上舞さんインタビュー

――収録はいかがでしたか？

　まず今回、女の子のアラジンを2人も演じられたのはとても新鮮でしたし、それと同時に難しかったです。ラノベジャンルの新井仁子ちゃんは、転校生設定で、ラッキースケベなシチュエーションがあったり（笑）、王道ヒロインのような女の子です。

　もう1人のアラジン、アリアは言葉遣いも男勝りですし姉御肌なので、同じアラジンと言っても正反対な2人でした。演じ分けで頑張らせていただいたので、ぜひ皆さまにも2人の違いを楽しんでいただけたらなと思います！

　また、私は大人のお姉さんのキャラクターが大好きなので、アプロディーテも演じられてすごく楽しかったです。特に、紙魚に汚染されて自我が崩壊していく部分のセリフでは、色っぽさを出せるように頑張りました！（笑）

――『アカシックリコード』に召喚したいキャラクターは？

　私は鳥がとても好きなのですが、鳥に関するお話も好きで、メーテルリンクの童話『青い鳥』のお話をさせていただいたり、モチーフに取り入れたりすることがあるんです。なので、ぜひ『アカシックリコード』にも『青い鳥』に登場する双子チルチルミチルを登場させていただきたいです。

　ファンタジージャンルが王道かなと思いつつ、『青い鳥』は取り扱われ方によってエンディングが変わることが多いので、ミステリーやホラーとも相性がいいかもしれないですね。

――イチオシの本や、本や物語に関するエピソードを教えてください！

　『100万回生きたねこ』は印象に残っていますし、イチオシの1冊です。絵本は時代によって表現が変わったり過激な表現が取り払われたりすることがあるので今現在どういう表現になっているのかはわからないのですが……、私の記憶だと、マジシャンのご主人様に飼われているときに、ナイフを投げるマジックが失敗して猫が死ぬシーンがあるんです……。そんな衝撃的なシーンもありますが、最後は幸せに息を引き取る心温まるお話なんですよ。私も久しく読んでいないので、これを機にまた読んでみようかなと思っています。

――『アカシックリコード』をまだプレイしたことがない方へメッセージを。

　今回3キャラクターを演じさせていただいていますが、どの子も楽しく収録できました。魅力的なキャラクターがたくさん登場しますが、「CV：渕上舞」のキャラクターにも出会っていただけたらうれしいです。そして、『アカシックリコード』を通してたくさんの素敵なお話にも興味を持っていただけたらいいなと思います。ぜひよろしくお願いいたします！

内山夕実さんが演じるキャラクター

“海の守り主”乙姫
声優：内山夕実／絵：yaman**
ジャンル：ラノベ／作品：浦島太郎

内山夕実さんインタビュー

――収録はいかがでしたか？

　『アカシックリコード』のキャラクター作りや作品の切り口が斬新で、お話をいただいてからずっとワクワクしていました。今回演じさせていただいた時雨降人は『ニーベルングの指環』のジークフリートをモチーフにしたキャラクターということで、とてもかっこいい女性ではあるのですが、演じれば演じるほど、「彼女の過去に何があったんだろう……」と、どんどん深く知りたくなる要素がありました。

　また、ライトノベル乙姫は、主人公のことが大好きな王道ヒロインをイメージしながら、ジャンル変わってホラーの乙姫は、「和」の要素を感じるような棘々（おどろおどろ）しさや儚さを意識して演じています。なかなかホラー乙姫のようなキャラクターを演じる機会がないので、収録もとても新鮮で楽しかったです！

※時雨降人とホラー乙姫は、現時点でまだゲームに登場していないキャラクターになります。

――『アカシックリコード』に召喚したいキャラクターは？

　小さいころから絵本やおとぎ話が大好きでよく読んでいたので、気になる作品がありすぎて悩みますね。……うーん、ベタですが、もしイケメンキャラにするなら『不思議の国のアリス』のチェシャ猫でしょうか。掴みどころがないミステリアスなキャラになりそうです。「彼は私の味方なの？　どっちなの……？」と悩まされたり、肝心なところでは助けてくれたり。ちょっとした葛藤や駆け引きを楽しめそうでいいなと思います（笑）。

――イチオシの本や、本や物語に関するエピソードを教えてください！

　お仕事をはじめてからは、かかわらせていただいている作品の原作を読む機会が多いですね。あまり本を読むのが早いほうではないのと、アフレコと同じペースで原作を読み進めたい派なので、基本的に進みはのんびりです（笑）。

　ただ、つい最近の話ですが、『Re：ゼロから始める異世界生活』に関しては、一読者として先が気になりすぎて、アフレコよりも先にどんどん原作を読み進めてしまいました！（笑）

――『アカシックリコード』をまだプレイしたことがない方へメッセージを。

　このコンテンツに携わらせていただけることが決まってキャラクターの設定や作品の世界観資料をいただいたのですが、それを見てとてもワクワクしました！　作品やジャンルを超えて集まったキャラクターたちが1つの世界でどういうふうにかかわっていくのか、どんな展開が待っているのか、私もいちプレイヤーとしてすごく楽しみです。

　私個人としては、以前お世話になったスタッフさんたちとまたご一緒できることもうれしいですし、ユーザーさんの視点に立ってゲーム制作に取り組んでいらっしゃる方々ですので、きっと皆さんの期待以上のゲームになっているんじゃないかなと思います。一度遊んでいただければきっとお気に入りのゲームになると思いますので、ぜひたくさんの方に広めていただきつつ、みんなで『アカシックリコード』の世界観に浸っていきましょう！

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