12月16日(金)
今日は午後2時から5時まで、選挙区調査特別委員会
が開かれました。
きょうは、三重県議会の選挙区及び定数について参考人
からの意見聴取という事で、私をはじめ11人の議員が
傍聴し、合わせて26人の議員が参考人の意見を聴取
しました。
もともとこの委員会は、平成26年5月の条例改正で、
鳥羽市と志摩市が合区となり定数が2から1に。伊勢市
の定数が4から3へ。尾鷲市・北牟婁郡の定数が2から
1へ。三重郡の定数が2から1へ。多気郡の定数が2から
1へ。度会郡の定数が2から1に。あわせて51の定数が
45に決まったことについて、実施時期が平成31年と
先送りされたうえ、国政調査による見直しもあるとされ
たことによって、新しい議会で論議されることになった
もの。
きょうは、近畿大学法学部の辻陽教授と山梨学院大学
大学院研究科長の江藤俊昭教授の意見を伺いました。
両氏とも、議員定数と選挙区の考え方からお話し
下さりとても参考になりました。
どうやら先の定数変更は、議員が多すぎるではないか
との県民批判をうけて、そもそも二元代表制としての
議会改革を論ずる前に、定数削減ありきですすんだ
という事で、人口減少に悩む郡部の定数削減が行われ
ようとしたということがわかりました。
「住民自治の根幹」としての議会を活発にするため
にどうするのかという論議が抜けていたのではないか
と思いました。今から、県民をまきこんでの論議が
大切だと思います。