KDDIエボルバは2016年12月9日、調査員をスマートフォンアプリで募集できる、クラウドソーシング型のフィールド調査サービスを2017年春を目途に開始すると発表した。まずは実証実験として、デジタル地図上の物件名を整備するためのフィールド調査実験を12月9日に開始し、実証実験特設サイトを介して参加者の募集を始めた。

シゴトプラットフォームの画面イメージ
シゴトプラットフォームの画面イメージ
(出所:KDDI総合研究所)
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 フィールド調査では、KDDI総合研究所が開発した専用のスマートフォンアプリ「シゴトプラットフォーム」をダウンロードして参加登録することによって、調査に参加できる。アプリを使うことで、仕事の登録、仕事の受託、仕事の実施、成果物の納品、報酬の確認、などが可能である。

 デジタル地図を整備する実証実験の実施期間は、2016年12月9日から2016年12月27日まで。調査対象エリアは、東京都立川市(823物件)、同調布市(819物件)、大阪府大阪市福島区(764物件)、同北区(57物件)、同西区(8物件)、福岡県福岡市中央区(235物件)、同博多区(569物件)。

 参加条件は、20歳以上で、スマートフォンアプリの稼働環境であるiOS 9.3以上またはAndroid 4.4以上のスマートフォンを使っているユーザー。実験への参加に対する謝礼は、デジタル地図の整備実施数とアンケート協力に応じて、実証実験終了後2017年1月末までに通販ギフトコードで支払う。