米Facebook傘下のメッセージングアプリケーション「WhatsApp」が新たな機能をテスト中だと、複数の米メディア(TechCrunchMashableなど)が報じている。モバイルおよび技術関連ニュースメディア「BGR」のインド版が現地時間2016年11月5日に最初に伝えたもので、米Snapのフォトメッセージングサービス「Snapchat」で提供している「Stories」機能に似ているという。

 Facebookは傘下のInstagramでも8月より、投稿した写真や動画が24時間で消えるSnapchat Stories似の新機能「Instagram Stories」を導入している(関連記事:Instagram、写真や動画が24時間で消える新機能「Stories」開始)。

 WhatsAppが現在テストしている機能は、新たに設置された「Status」タブからアクセスする。撮影した写真やビデオに手書き文字や絵文字、キャプションなどを加えてカスタマイズし、投稿および共有できる。共有する相手はWhatsAppでつながっている全員、あるいは任意の友だちを選択できる。投稿したコンテンツは24時間で消去される。

 新機能を使用するには、WhatsAppのベータテスターに登録する必要がある。同機能を今後、全WhatsAppユーザーに向けて展開するかどうかは不明という。