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紅葉の御前山、健脚競う トレイルラン

石や砂利が広がる枯れた川の上を走る選手たち=皇都川
石や砂利が広がる枯れた川の上を走る選手たち=皇都川
紅葉が見頃のダム湖沿いを走る選手たち=御前山ダム
紅葉が見頃のダム湖沿いを走る選手たち=御前山ダム


城里町と常陸大宮市にまたがる御前山の周辺地域を舞台とする「関東嵐山・第1回御前山トレイルラン大会」が6日、同町の「道の駅かつら」を発着点に開かれ、男女6部門の計355人が自然豊かな環境を楽しみながら、御前山周辺地域を駆け抜けた。

大会は御前山・那珂川広域連携協議会(会長・上遠野修町長)が主催し、同地域の魅力を伝えようと初めて実施された。27・3キロのロング、19・1キロのミドル、10・5キロのショートの3コースで男女に分かれ、健脚を競った。

弘法大師が洪水から人を救うため枯れさせたという言い伝えの皇都川の中を石や砂利に苦戦しながら1キロほど上り、ロング、ミドルは紅葉が見頃の御前山ダム沿いを走った。景色を眺め、ゆっくり進む選手もいるなど、思い思いのペースでゴールを目指した。

運営ボランティアとして200人以上が協力し、誘導や給水などを担当。親子ハイキングも同時開催され、126人が参加した。

ロング男子で優勝した横浜市の会社員、飯野航さん(37)は「川を走ったり、紅葉を見ることができたりして、特徴のある魅力的なレースだった。また出場したい」と笑顔を見せた。

各部門の上位入賞者は次の通り。(敬称略)

◇ロング(27・3キロ)▽男子 (1)飯野航(神奈川県)2時間10分1秒(2)堀内祐児(牛久市)(3)吉倉利英(東京都)▽女子 (1)桑原絵理(福島県)2時間28分52秒(2)佐々木直子(千葉県)(3)村上綾美(同)

◇ミドル(19・1キロ)▽男子 (1)松丸真幸(鹿嶋市)1時間37分38秒(2)高根大輝(東京都)(3)桜井国雄(神栖市)▽女子 (1)マクドウェル・エミリー(東京都)1時間57分9秒(2)斎藤純江(ひたちなか市)(3)桐原朋子(東海村)

◇ショート(10・5キロ)▽男子 (1)所崇之(城里町)1時間2分17秒(2)川又巧也(那珂市)(3)鷹崎陽介(栃木県)▽女子 (1)鷹崎晃子(栃木県)1時間6分4秒(2)長谷川智美(東京都)(3)須藤吉仕子(埼玉県) (今井俊太郎)

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