世界ランク1位のリディア・コ(19=ニュージーランド)は5バーディー、2ボギーで今大会初の60台となる69で回り、通算2アンダーの214で43位だった。

 世界NO・1の本領発揮とはいかなかったが、随所に技術の高さを見せた3日間。「もう少し上位で頑張りたかった」とプライドをにじませつつ「楽しめました。日本は3年ぶりなんですけど、何でもっと早く戻ってこなかったんだろうと思いました」。この日も10番スタートながら、イ・ボミ(28=延田グループ、韓国)と同組ということもあり、多くのギャラリーを引き連れた。

 「次はできるだけ早く帰ってこられればと思います。JLPGA(日本女子プロゴルフ協会)が試合に招待してくれれば」と意欲を示した19歳。20年東京五輪を見据えて日本語も勉強しているという。「今週は本当にありがとうございました」と丁寧に取材を締めくくった。