首位でスタートした稲森佑貴(22)は、2バーディー、5ボギーの73と崩れ、通算9アンダー271の3位に終わった。

 自身2度目となる最終日最終組で回ったが、優勝した谷原秀人(37)、2位池田勇太(30)の争いに割ってはいることはできなかった。

 稲森は崩れた原因について「前半から陰りが出てきてしまって、修正ができなかった。自分は悪くなると右に出てしまうんですが、全ショット逆球っていう感じでした」と振り返った。

 それでも「あの2人(谷原、池田)と回っていると、昨日とは違ったオーラがありました。これが争いの中だというオーラを感じられたので、自分にとって糧になったと思います」と、悲願の初優勝へ向けて収穫を口にした。