プロ5年目の香妻陣一朗(22=フリー)が4位に入り、賞金660万円を獲得。

 今季通算1463万5322円で賞金ランク54位となり、初のシード(同60位以内)を有力にした。

 片山晋呉(43=イーグルポイントGC)小林伸太郎(30=焼鳥まさや)と初の最終日最終組でプレーし、71で通算8アンダー。調子の悪いドライバーを1度も握らないなど、不調のショットを懸命にやりくりするマネジメントで踏ん張った。

 「いいパットもアプローチもあった。うまくスコアをまとめられたと思う。この位置(最終日最終組)で今できる最高のプレーができた。優勝を間近で見ることができたのも収穫です」

 ツアー残り5戦のうち、11月3日開幕のHEIWA・PGM選手権は推薦出場が決まっており、その他2試合の出場も濃厚。さらに賞金を上積みさせ、文句なしのシードを手にするつもりだ。