2016年10月25日、JR東日本の携帯端末向け決済サービス「モバイルSuica」と「Apple PayでのSuicaサービス」で、システムにつながりにくくなる障害が発生した。米アップルの新型スマートフォン「iPhone 7」などで同日、Apple PayでのSuicaサービスが始まり、システムにアクセスが集中したのが原因とみられる。
JR東日本広報によると、障害が起こったのは午前7時30分ごろから。正午を過ぎた時点では、比較的つながりやすくなったという。
具体的には、「Suicaのチャージ」「特急券の購入」「グリーン券の購入」といった、モバイルSuicaのシステムにログインして利用するサービスがつながりにくくなった。チャージした電子マネーを使った改札の通過や店舗での支払いといったSuica自体の決済機能には問題は発生していないという。