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2016-10-24 08:31

女性編集者が選ぶオススメの2016年秋アニメは? それぞれが薦めるベスト3をチェック

文:ガルスタオンライン

 2016年も残すところあと2カ月と少し。10月からは秋クールのアニメが数十本放送されており、視聴が追い付かないほどの作品数です。

 今期は女性が注目するアニメが多数放送中、ということで、電撃Girl’sStyle&電撃オンラインの女性編集者がオススメしたい作品をご紹介。まだ始まったばかりの作品ばかりなので、今見始めれば間に合う! ぜひ視聴の参考にしてみてください。

えすお(電撃Girl’sStyle)

【私の選ぶベスト3】
1位『ユーリ!!! on ICE』
2位『刀剣乱舞 -花丸-』
3位『3月のライオン』

 『ユーリ!!! on ICE』は、“落ち目の主人公があこがれの選手とともに大会の優勝を目指す”という王道ストーリーながら、飽きさせないギャグ寄りのテンポのいい演出、そして息をのむほど美しいフィギュアの演技描写が素晴らしい。

 久保ミツロウさんのネームから絵コンテを起こしているということで、大変“久保色”が強いアニメになっています。久保さんの作品が好きな方はもちろん、興味がないという方も“1話だけでも”見ていただきたい作品です。

 『刀剣乱舞 -花丸-』は、私の推し刀が動いてる! すごい!! それだけで感無量。これからもどんどん登場刀が増えるようなので、そこも楽しみですね。

 そして『3月のライオン』ですが、原作の羽海野チカさんの描く心理描写が大好きなんです! そして制作は、演出に定評のあるシャフト。画面の動きが少ない“将棋”を題材にしたマンガが、今後アニメーションでどのように描かれるかとても楽しみです。

秋アニメ2016

ブルー(電撃Girl’sStyle)

【私の選ぶベスト3】
1位『マジきゅんっ!ルネッサンス』
2位『学園ハンサム』
3位『ALL OUT!!(オールアウト)』

 ガルスタのブルーです。私はあれもこれもな多ジャンル好きです。ランキングも方向性が見事にバラバラ……。そんな私が選ぶ2016年秋からスタートしたアニメ1位は『マジきゅんっ!ルネッサンス』です。作画がキレイで、主人公の小花ちゃんがかわいいくて個人的に好みです。そして演出が王道乙女アニメって感じでまさに「きゅんっ!」としました。丁寧に作られているなと感心しました。

 そして2位はある意味“THE・アニメ”な『学園ハンサム』。声と作画のギャップがすさまじく、さらに主題歌が頭から離れません。助けてください。1話1話が短いので、見やすいですし気分転換になりますよ。

 3位の『ALL OUT!!』は、オープニングの筋肉始まりがマッチョ好きとしてはたまりません。そしてゴリゴリのスポ根も最高に好きです。続きが気になるよー! 原作に手を出すか考え中です。

秋アニメ2016

くんつ(電撃Girl’sStyle)

【私の選ぶベスト3】
1位『ガーリッシュナンバー』
2位『私がモテてどうすんだ』
3位『ドリフェス!』

 今期アニメは大豊作なので、3本に絞るというのが非常~に難しかったです。なので、勝手ながら“共感できる度TOP3”という形でチョイスしました。まずは『ガーリッシュナンバー』。この作品は、社会人の方々にオススメ!

 仕事相手に1人はいるテキトー人間、女子どうしの会話でよく起こる”イラッと”した空気などリアルな“あるある”が詰まっていますよ。日常だとストレスになることを、アニメで笑い飛ばせるのでスカっとします。

 続いて『私がモテてどうすんだ』は、オタクである主人公のやることなすことに「わかる~!」の嵐。あと、添い寝シーツを見た男の子たちが「すげえ、こんなのあるんだ」と言うのですが、我々編集者も日々進化するアニメグッズを見て同じことを思っています。

 そして最後に『ドリフェス!』。変身シーンのきらめきを見て、女児のころの気持ちが蘇ります。また、細かい点ですが、千弦くんがまとめサイトやSNSを見ているシーンは、ドルオタ的には「やっぱりアイドルもネットパトロールするんだ!」と思ってテンションが上がりました。

秋アニメ2016

小木(電撃Girl’sStyle)

【私の選ぶベスト3】
1位『戦国鳥獣戯画~甲~』
2位『うどんの国の金色毛鞠』
3位『タイガーマスクW』

 まずは『戦国鳥獣戯画~甲~』ですが、漢字のタイトル、“鳥獣戯画”……なんだか難しそうなイメージをお持ちになるかと思いますが、全く違います! 本作では、誰もが知る戦国武将が『鳥獣戯画』に出てきそうな動物のタッチでゆる~く描かれています。

 例えば織田信長がホトトギス、豊臣秀吉は猿などその武将を彷彿とさせる動物なのがおもしろい。さらにキャラクターたちが話す言葉も現代のような言葉で、『鳥獣戯画』タッチなのにこの話しかた!? とギャップにまた笑わせられます。キャストも仮面ライダーディケイド俳優の村井良大さんや、歌舞伎俳優の中村橋之助さんなど、意外性がたくさんちりばめられた内容ばかりなので今後の展開も楽しみです。

 次点は『うどんの国の金色毛鞠』。東京に住む主人公が父親の死をきっかけに生まれ故郷の香川県へ帰るところから話はスタートするのですが、田舎出身でアラサーな自分と主人公との共通点が多く、見入ってしまいました。同級生がみんな結婚をして子どもに恵まれていたり、ご近所さんが気さくに話しかけてくれるなど田舎にもどったような感覚に。

 主人公が家を継がないと言って東京へ出てきてしまったときの父親の悲しそうな背中を思い出すシーンは、うるうるしてしまいました。個人的には亡き父のあとをついでもらいたいです!

秋アニメ2016

 そして『タイガーマスクW』! 往年の名作を現代に復活させた本作。もちろん本家の『タイガーマスク』を知らない方でも問題なく見られます。今までの『タイガーマスク』と違い『W』なのでタイガーマスクが2人います。マスクをかぶる人の性格も光と影の様に違うのですが、2人の目的は悪の組織を倒すこと!

 このあたり昭和な雰囲気が残りますが、そこが最近の深夜アニメにない“善”VS“悪”のわかりやすい設定がいいですよね。初代のタイガーマスクが使っていた道場なども登場し、主人公のひとりが同じ“ナオト”という名前なのも伏線がたくさんはられていて気になるところです。

まり蔵(電撃オンライン)

【私の選ぶベスト3】
1位『ハイキュー!! 烏野高校 VS 白鳥沢学園高校』
2位『ユーリ!!! on ICE』
3位『ALL OUT!!(オールアウト)』

 普段からスポーツもののアニメが大好物なので、この3本になりました。『ハイキュー!!』は、ついに春高バレー宮城県代表決定戦の決勝まで勝ち進んだ烏野が、絶対王者・白鳥沢に挑むという最初からクライマックスな展開。全10話をかけて1試合をじっくり描くということで、楽しみで仕方ありません。

 『ユーリ!!! on ICE』は、フィギュアスケートの1つのプログラムに4回転ジャンプを4つ組み込むという、規格外の世界チャンピオン“ヴィクトル・ニキフォロフ”に度肝を抜かれたので、視聴決定。競技会では世界各国の選手のすごい演技が見られるのかな。

 『ALL OUT!!』は、岡本信彦さんが演じるキャラの「ラグビーってなぁ、すっげえ楽しいから!」という台詞にうっかり泣きそうになったので、継続して見てみようかなと。ちなみに新番ではありませんが、高校サッカーを描いた『DAYS』もオススメです。“スポーツの秋”だけあって、スポーツアニメが豊作でうれしいですなぁ。

秋アニメ2016

たけのこ(電撃オンライン)

【私の選ぶベスト3】
1位『ユーリ!!! on ICE』
2位『夏目友人帳 伍』
3位『終末のイゼッタ』

 今期は大豊作なので、話題作を中心に一通りチェック。個人的に「今期見るなら?」と聞かれたら「これ!」と答える3作品をチョイスしました。第1位は『ユーリ!!! on ICE』。本作は3月の初報時からとても楽しみにしていた作品でしたが、期待以上のクオリティの高さに毎話エンドレスリピート。店舗よく進むストーリーと、フィギュアスケートのシーンの超作画に一瞬で心を奪われました。

 2位は『夏目友人帳 伍』。おなじみ『夏目友人帳』シリーズの第5期です。まったく変わらぬクオリティで、安定感のある作品ですね。ほんわかするストーリーはもちろん、思わず涙を流してしまうような感動するストーリーもあります。2話にして大号泣してしまったので、最終回まであと何回泣くことやら……。

 3位は吉野弘幸さんが脚本を手がける『終末のイゼッタ』。1話の「姫様ー!」で完全に心を奪われました。魔女一族の末裔の少女・イゼッタと、敵国から侵攻を受ける小国“エイルシュタット公国”と姫君・フィーネの出会いが今後どのような物語を紡ぐのか注目です。個人的に魔法が圧倒的な力を持っており、小競り合いのレベルで使われていないのも大好きですね。

秋アニメ2016