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今年はヴェトモンやケンゾー、ハウス オブ ホランドが参加。「イーストパック アーティストスタジオ」

作品はネットオークションで販売し、売り上げを非営利団体を通じてエイズ基金などに寄付する。
ケンゾーのクリエイティブ・ディレクター、ウンベルト・レオン

アメリカのバッグブランド、イーストパックが2010年から行っているチャリティプロジェクト「イーストパック アーティストスタジオ」の2016年参加者が決定した。

今年はケンゾー(KENZO)ヴェトモン(VETEMENTS)ハウス オブ ホランド(HOUSE OF HOLLAND)ジャンバティスタ ヴァリ(GIAMBATTISTA VALLI)など11のブランドが参加し、イーストパックのアイコンバックパック「パデット パッカー」を使ってオリジナルのアートワークを制作。完成した作品はネットオークションで販売され、その売り上げは非営利団体のデザイナーズ・アゲインスト・エイズ(DAA)を通じてエイズ基金などに寄付される。

また、今回新たに始まった一般公募の「ワイルドカードプロジェクト」で優勝したザバ・サフダーも参加。合計12名のアーティストたちの作品は、11月21日(月)に発表され、世界エイズデーである12月1日(木)からネットオークションがスタートする。

ヴェトモンのデザイナー、デムナ・ヴァザリア
ハウス オブ ホランドのデザイナー、ヘンリー・ホランド
一般公募の「ワイルドカードプロジェクト」で優勝したザバ・サフダー。英国のバックス・ニュー大学でテキスタイルを学ぶ学生だ。
ワイルドカードプロジェクトで優勝したザバ・サフダーの作品。爬虫類の皮膚とカモフラージュをコンセプトにしている。

Yoko Era