ミロク情報サービスは、2016年10月19日から21日にかけて東京ビッグサイトで開催している「ITpro EXPO 2016」に出展している。マイナンバー管理のクラウドサービスや、ランサムウエア対策を想定したデータのバックアップソリューションを展示している。

ミロク情報サービスの展示ブース
ミロク情報サービスの展示ブース
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 展示するクラウドサービス「MJSマイナンバーCloud」は、2015年9月に提供開始したマイナンバー管理システムのクラウド版だ。ミロク情報サービスが提供するERP(統合基幹業務システム)のパッケージソフトウエア「MJSLINK NX-I」や「Galileopt NX-I」などと連携し、自動で従業員情報を抽出して登録する。

 MJSマイナンバーCloudでは、「システム管理者」や「一般管理者」、「会社管理者」といった具合に、管理者ごとに登録や参照、印刷などの権限を管理できる。従業員が個別にマイナンバーを登録する機能も搭載。紙の提出書類を読み込むOCR(光学文字読み取り)機能もオプションで用意する。

MJSマイナンバーCloudの利用画面
MJSマイナンバーCloudの利用画面
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 このほか、データバックアップのクラウドサービス「MJSセキュアストレージサービス」も展示。同社によれば、ランサムウエア対策を想定したユーザーからの需要が増えている。データの置き場所を社内のネットワークから完全に切り離せる点が評価されているという。