情報処理推進機構(IPA)は、2016年10月19日から21日まで東京ビッグサイトで開催中の「ITpro EXPO 2016」で、「i コンピテンシ ディクショナリ」(iCD)に関する情報提供を行っている。

情報処理推進機構(IPA)ブースの展示スペースの様子
情報処理推進機構(IPA)ブースの展示スペースの様子
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 iCDは、企業におけるIT関連業務(タスク)を体系的に定義したもので、約2800項目が掲載されている。これをもとに、自社に必要な業務ができているかどうかを判断したり、業務を洗い出してまとめたりするのに役立つ。また洗い出したタスクについて従業員ごとの遂行レベルを診断し、評価や育成に生かすような使い方ができる。

IPAブースにおける1回目のミニシアターの様子
IPAブースにおける1回目のミニシアターの様子
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 IPAのブースでは、展示とミニシアターでiCD関連情報を提供している。19日の1回目となるミニシアターのテーマは「人材確保と育成編」。iCDの活用によって得られる「ブランド価値向上、企業目標の明確化、従業員の保有スキルの可視化」といったメリットなどを、導入企業担当者のビデオメッセージを交えつつ解説した。