米男子ゴルフの新シーズン2戦目となるCIMBクラシック(20日開幕、TPCクアラルンプール)の練習ラウンドが18日、クアラルンプール市内の同コースで行われた。

 石川遼(25=CASIO)は松山英樹(24=LEXUS)とともにイン9ホールを回った。腰痛による長期離脱から8カ月ぶりとなる米ツアー復帰戦。米ツアーの公傷制度を適用されたことで日本ツアー5試合に出場し、前週も日本オープンを戦ったばかり。「前の週まで試合に出られましたし、形式的にはそうなりますけど、復帰戦という雰囲気はないですね」と、試合勘についての不安はない。

 同制度により出られるのは20試合。そこでフェデックスポイントを400ポイント弱か賞金65万ドル(約6500万円)強を稼げば、出場資格が更新される。石川が28試合に出場し、最終戦でシード圏内へ滑り込んだ14~15年シーズンのフェデックスポイントが476ポイント、獲得賞金が85万1044ドルだった。それを考えれば低くないハードルだが「自分がやるべきことをちゃんとやるだけ。それ以上でもそれ以下でもない」と力を込めた。

 予選ラウンドはイアン・ポールター(40=英国)、ラファエル・カブレラベロ(32=スペイン)と回る。10番スタートの第1日が午前8時35分(日本時間午前9時35分)、1番スタートの第2日が午前9時35分(同午前10時35分)にティーオフとなる。