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2016年10月18日(火)

ディズニー最新作『美女と野獣』の日本公開が2017年4月21日に決定。深紅のバラが描かれたビジュアルも公開

文:あべくん

 珠玉のミュージカル・ナンバーとともに、今なお世界中で愛され続けているディズニー・アニメーション『美女と野獣』。その実写映画の日本公開日が、2017年4月21日に決定しました。アニメーション公開から25周年という、節目の年の実写映画化となります。

『美女と野獣』

 ディズニーは、『白雪姫』から始まり『シンデレラ』や『眠れる森の美女』など、今日に至るまでさまざまな“女性像”を題材にした物語を描き、“あらゆる愛のあり方”を提示してきました。どの作品も年月が経とうとも色あせることなく、今もなお愛され続けています。

 数ある名作のなかでもディズニー代表作品とも言える『美女と野獣』。アニメーション映画史上初のアカデミー賞作品賞ノミネートという快挙を成し遂げ、また、作曲賞と歌曲賞を受賞し、ストーリーや音楽、芸術性と、映画として高い評価を得ています。

 魅力のもう一つが『白雪姫』などの初期の作品とは異なり、主人公が近代的な女性として描かれている点。そのヒロイン像は根強い人気を誇っており、実写化が発表されるとすぐに、主人公・ベル役のキャスティングの動向に世界中が注目しました。

 そして、見事にその役を射止めたのが『ハリー・ポッター』シリーズで知られるエマ・ワトソンさん。知性にあふれ、心美しいベルを、どのように演じきるのかが大いに期待されています。

 また、アカデミー賞を始め、数々の映画賞に輝くミュージカル『ドリームガールズ』や『シカゴ』を手掛けたビル・コンドン氏が監督に決定。本作の最大の魅力である音楽やミュージカルパートの演出がどのように実写化されるのか、ますます期待は高まるばかりです。

 そんななか、今回解禁となったファーストビジュアルでは、雪が舞うなか、霜が降りたガラスケースの中にひときわ美しい一輪の深紅のバラが咲いている様子が描かれています。

 『白雪姫』には“真っ赤なリンゴ”、『シンデレラ』には“ガラスの靴”というように、本作を象徴し、また物語の重要なアイテムとなるのがこの“一輪の深紅のバラ”。寒々しく儚さも感じられるこのビジュアル、このバラがどのようにストーリーにかかわってくるのか。いまだ謎の多い本作ですが、世界から熱い視線が注がれています。

 後世に語り継がれるディズニーの新たな名作がいよいよ来年公開。続報に期待しましょう。

■作品概要(以下、敬称略)

【監督】
ビル・コンドン

【出演】
エマ・ワトソン
ダン・スティーヴンス
ルーク・エヴァンス

【原題】
Beauty and the Beast

【公開日】
日本公開:2017年4月21日
全米公開:2017年3月17日

【配給】
ウォルト・ディズニー・ジャパン

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