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2016年10月14日(金)

『ポケモン サン・ムーン』アローラ地方のベトベトンがより毒々しくカラフルな姿に。新ポケモンの映像に注目

文:にじ

 ポケモンは、11月18日発売予定の3DS用ソフト『ポケットモンスター サン・ムーン』の最新情報を公開しました。

『ポケットモンスター サン・ムーン』 『ポケットモンスター サン・ムーン』

 本作は、『ポケットモンスター』シリーズ最新作。シリーズで初めて、言語を9種類から選んで遊ぶことができます。また、“ポケモンバンク”を通じて、『ポケットモンスター 赤・緑・青・ピカチュウ』から本作にポケモンを連れていくことも可能です。

 公開された情報は、アローラ地方で出会える新たなポケモンやリージョンフォームの新たなポケモン、最新ゲーム映像などです。

●『ポケットモンスター サン・ムーン』最新ゲーム映像

解き放たれた、脅威への対抗策“シルヴァディ”

『ポケットモンスター サン・ムーン』
『ポケットモンスター サン・ムーン』
▲進化。
名前シルヴァディ
分類じんこうポケモン
タイプノーマル
高さ2.3m
重さ100.5kg
特性ARシステム

●拘束具を破壊して進化

 ヌルが信頼できるパートナーを得て、自らの意志によって拘束具を破壊しました。重たいマスクから解放されることで、素早さが格段に高まっています。

●自身のタイプを変化させる

 シルヴァディは専用の道具を頭部のドライブに挿入することで、タイプを変化させる“ARシステム”が発動します。

 “ARシステム”が発動すると、体細胞が変異し、タイプによって異なる光を放ります。

●研ぎ澄まされた感覚

 マスクの制御がなくなることで、気質は野性的に変化し、感覚も研ぎ澄まされました。気性は荒いですが、信頼するトレーナーには従順で、危険が迫れば身を挺して守ります。

●造りだされた目的

 シルヴァディは、ある脅威に対抗するため造られたと言われています……。

●得意技“マルチアタック”

 マルチアタックは、シルヴァディだけが覚えることのできる技で、シルヴァディが持つ各タイプに対応する道具によって、技のタイプが変わる技です。

●新特性“ARシステム”

 シルヴァディの特性は、これまでどのポケモンも持っていなかった特性“ARシステム”です。シルヴァディに、各タイプに対応する道具を持たせることで、タイプを変更することができます。

修行のために孤独に戦う“ジャランゴ”

『ポケットモンスター サン・ムーン』
『ポケットモンスター サン・ムーン』
▲進化。
名前ジャランゴ
分類うろこポケモン
タイプドラゴン・かくとう
高さ1.2m
重さ47.0kg
特性ぼうだん/ぼうおん

●戦いの踊りを踊る

 ジャランゴは、戦闘前に自らの力を誇示するために、踊って自らのうろこを打ち付け鳴らします。

 踊りが最高潮に達すると、雄叫びを上げて、相手に挑みかかります。

●手数で相手を圧倒

 うろこの防御力が高いため、防御を気にせずに手数で相手を圧倒します。そのため、うろこはよく傷つき剥がれてしまいます。

●剥がれては生えるうろこ

 ジャランゴのうろこはよく剥がれてしまいますが、すぐに生えてくるので、あまり気にしません。むしろうろこが剥がれるほど激しく戦った証として、うろこが剥がれた腕を振り回し、勝利をアピールします。

●単独で生活する

 ジャランゴは、ジャラコから進化すると、群れから飛び出し、修行のために単独行動を始めます。戦う相手となるポケモンがいる場所になら、どこにでも姿を見せるようです。

修行を修めた圧倒的強者“ジャラランガ”

『ポケットモンスター サン・ムーン』
▲進化。
名前ジャラランガ
分類うろこポケモン
タイプドラゴン・かくとう
高さ1.6m
重さ78.2kg
特性ぼうだん/ぼうおん

●光り輝くうろこ

 ジャラランガたちが光り輝くうろこを持っているのは、世界を覆う闇を追い払うためという伝説があります。

 そのためか、ジャラランガたちが戦いを求めるのは、闇に打ち勝つ強さを身に着けるためだと言われています。

●修行を終えたジャランゴが進化

 ジャランゴが厳しい修業のすえに進化し、圧倒的な実力を身につけた姿。生まれ育った場所に戻り、ジャラコたちを離れた場所から見守っています。

●得意のアッパーカット

 腕を下から振り上げるアッパーカットは、相手を遥か上空まで吹き飛ばすジャラランガ最大の技。腕を振り上げた際の衝撃で、あたりの地形までも変化させてしまいます。

●得意技“スケイルノイズ”

 スケイルノイズは、ジャラランガだけが覚えることのできる技で、全身のうろこをこすり、大きな音を出して攻撃します。使った後は、自分のぼうぎょが下がってしまいます。

●うろこの音は弱者への警告

 近づくものの気配を察知すると、尻尾のうろこを鳴らして、自分の存在を知らしめます。弱いポケモンとは、戦う意思はありません。

成長しておてんばになった“アママイコ”

『ポケットモンスター サン・ムーン』
『ポケットモンスター サン・ムーン』
▲進化。
名前アママイコ
分類フルーツポケモン
タイプくさ
高さ0.7m
重さ8.2kg
特性リーフガード/どんかん

●頭部を守るヘタ

 頭部のヘタは、アマカジよりも固くなり、ほかのポケモンにつつかれたりする心配はなくなりました。

 アマカジのときは、他のポケモンから逃げていましたが、いっしょに遊べるようになりました。

●硬い脚でのコンボ技

 頭部のヘタと硬い脚を生かして、コンボ技を決めます。ヘタ部分で殴りつけ、相手をひるませた後に、蹴り技をお見舞いします。

●おてんばで鈍感な性格

 進化して香りもよくなりましたが、おてんばな性格になってしまい、いっしょに暮らすのは大変に。ヘタを振り回しながら移動するので、まわりに当たってしまいますが、アママイコは気にしません。

アマカジたちを守る偉大な女王“アマージョ”

『ポケットモンスター サン・ムーン』
▲進化。
名前アマージョ
分類フルーツポケモン
タイプくさ
高さ1.2m
重さ21.4kg
特性リーフガード/じょおうのいげん

●高貴な性格

 アマージョは、高貴な性格の持ち主。よからぬ思いを持って近づくポケモンや人間は、すぐに懲らしめてしまいます。

 トレーナーに対しても息が合わなかったり、効果のない技を指示したりしたときには、厳しいまなざしを向けます。

●蹴り技の名手

 アマージョは、蹴り技の名手。アママイコのときよりも技に磨きがかかり、優雅な動きで攻撃します。攻撃されているポケモンまでもが香りに魅了され、追加攻撃を食らってしまいます。

●アマカジたちの女王

 アママイコの中でも特に強い個体のみが進化できます。このときは、他のアママイコたちに祝福されながら進化します。その強さで、アマカジたちを守っています。

●弱点は頭?

 頭部にある王冠のような部位を触られると、力が抜けてしまうと言われています。

●新特性“じょおうのいげん”

 アマージョの中には、これまでどのポケモンも持っていなかった特性“じょおうのいげん”を持っているものがいます。

 “じょおうのいげん”の効果で、威圧感を与え、相手は先制技が出せなくなります。

●得意技“トロピカルキック”

 トロピカルキックは、アマージョだけが覚えることのできる技で、南国由来の熱いキックを相手に浴びせ、相手のこうげきを下げます。

花粉を集めて団子を作る“アブリボン”

『ポケットモンスター サン・ムーン』
『ポケットモンスター サン・ムーン』
▲進化。
名前アブリボン
分類ツリアブポケモン
高さ0.2m
重さ0.5kg
タイプむし・フェアリー
特性みつあつめ/りんぷん

●さまざまな種類の花粉団子

 アブリボンは、花粉や花の蜜を集めて団子を作ります。ただの食料ではなく、麻痺やめまいを起こす効果を持つものもあり、バトルのときには相手にぶつけることもあります。

●晴天を告げるポケモン

 アブリボンは体が濡れると、集めた花粉でふわふわの体毛が汚れてしまうので、雨をとても嫌います。アブリボンが花畑を飛び回っている間は晴天が続くことを、アローラの人々は知っています。

●天然のサプリ屋さん

 アブリボンの作る花粉団子には、リラックス効果をもつものや疲れを癒やすものもあります。それらは、高価なサプリメントとして、アローラ地方で流通しています。

リージョンフォームの新たなポケモン

 一部のポケモンは、アローラ地方の独自の自然環境に適応し、他の地域とは異なる姿をしています。姿が異なるポケモンたちは“リージョンフォーム”と呼ばれ、アローラ地方に根付いたポケモンとして、生活しています。

 “リージョンフォーム”のポケモンたちは姿が異なるだけでなく、その生態もこれまで発見されている姿とは異なっているようです。

アローラ地方のゴミ処理ポケモン“ベトベター”

『ポケットモンスター サン・ムーン』
▲これまでに発見されていたベトベター。
『ポケットモンスター サン・ムーン』
▲アローラ地方で見られるベトベター。
名前ベトベター(アローラのすがた)
分類ヘドロポケモン
タイプどく・あく
高さ0.7m
重さ42.0kg
特性どくしゅ/くいしんぼう

●姿を変えた理由

 アローラ地方の人口増加に伴い、ゴミ問題が深刻化しました。そこで他の地方から連れてこられたのがベトベター。ゴミを主食としているうちに、体質が変わり、姿も変化していきました。

●毒素の結晶

 歯のように見えるのは、食べたゴミの毒素が結晶化して硬くなったもの。この結晶は、分解する方法が解明されておらず、触れるだけでも危険とされています。

●つねにお腹を空かせている

 いつもはゴミを食べているベトベターですが、つねに空腹状態でゴミがなくなるとあたりの人工物も食べ始めてしまいます。

●アローラ地方のゴミをすべて食べる

 アローラ地方のゴミ処理場には100匹を超えるベトベターがおり、アローラ地方で出されるゴミは、すべてベトベターの食料となっています。

とにかくなんでも食べる“ベトベトン”

『ポケットモンスター サン・ムーン』
▲これまでに発見されていたベトベトン。
『ポケットモンスター サン・ムーン』
▲アローラ地方で見られるベトベトン。ベトベター(アローラのすがた)が進化した姿です。
名前ベトベトン(アローラのすがた)
分類ヘドロポケモン
タイプどく・あく
高さ1.0m
重さ52.0kg
特性どくしゅ/くいしんぼう

●手あたり次第なんでも食べる

 つねに手あたり次第あたりのものを食べ続け、空腹を覚えると暴れだします。この食欲は、つねに毒素を補給していないとエネルギーを維持できないからだと考えられています。

●体内での化学変化

 多種多様なゴミや人工物を食べ続けているため、体内に毒素が蓄積しています。それらが化学変化することで、さらに新しい毒素を生み出します。

●武器になる毒素の結晶

 ベトベターと同じ毒素の結晶が、口だけでなく体中から露出しています。ベトベトンは、これをキバやツメのように使い攻撃します。猛毒の結晶は簡単にはがれてしまうのでとても危険。

●近づいても無臭

 アローラ地方のベトベターやベトベトンは毒素を体内で生成しため込んでいるので、他の地方のベトベターやベトベトンと違い、近づいても嫌な匂いはしません。

新たな物語の登場人物たち

●自称“普通”のお姉さん・ライチ

『ポケットモンスター サン・ムーン』

 主人公が島めぐりで2番目に訪れるアーカラじまのしまクイーン。若くして、しまクイーンに選ばれるだけあり、その実力はピカイチ。それでも、自分を普通のお姉さんと言い張っています。

●トレーナーズスクールの卒業生・イリマ

『ポケットモンスター サン・ムーン』

 ノーマルタイプのポケモンに精通しているキャプテン。トレーナーズスクールの出身で、学校の生徒たちの、あこがれの存在となっています。

(C)2016 Pokémon. (C)1995-2016 Nintendo/Creatures Inc. /GAME FREAK inc.
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