男子ゴルフの日本オープンは13日、埼玉・狭山GCで開幕、元世界ランク1位のアダム・スコット(36=オーストラリア)が3年連続で出場する。11日にはプロアマ戦に参加後、日本のジュニア選手を対象にした講演。これに松山英樹(24)が飛び入り参加し、ジュニアを喜ばせた。

 スコットは16歳の選手から練習やトレーニングの方法の質問を受け「自分の16歳の時はショットの練習が多すぎた。16歳に戻れるなら、アプローチとパットを鍛えたい。その2つがゴルフの60%」と答えた。講演後の会見ではコースについて「過去2回より自分に合っている」と好感触を示し、「通算10アンダー出せれば優勝できるかも」。

 また、この日のサッカーW杯予選オーストラリア-日本戦については「オーストラリアが日本ほど強いのか分からないけど、楽しんで見たいと思う」と話していた。

 スコットは予選ラウンドで松山英樹(24)、石川遼(25)と同組で回る。