ゴルフの日本女子オープンで国内メジャー初のアマチュア優勝を飾った畑岡奈紗(17=茨城・ルネサンス高3年)が10日に都内で会見を行い、プロ転向を表明した。

 03年宮里藍の18歳110日を上回る17歳271日の日本女子ツアー史上最年少プロが誕生した。

 会見では米ツアーで活躍する松山英樹(24=LEXUS)と宮里藍(31=サントリー)がサプライズでビデオメッセージを寄せた。

 松山からは「奈紗、日本女子オープン優勝、そしてプロ転向おめでとうございます。これからプロの道を進んでいくと思いますけど、お互い刺激し合って世界のトップ目指して頑張りましょう」とエールを送られた。

 4月に出場したスウィンギングスカート・クラシックで一緒に写真を撮った宮里藍は「畑岡奈紗ちゃん、日本女子オープン優勝おめでとうございます。素晴らしい快挙だと思います。まだまだ17歳、大きな夢を持って、素敵なプロを目指して頑張ってほしいと思います。またツアーで一緒に回れたり、会えるのを楽しみにしています。それまでお互い頑張りましょう」と祝福された。

 来季の米ツアー挑戦を目指し、米ツアー2次予選会のため渡米を控える畑岡は「世界の舞台で活躍されているお2人からのメッセージ。ありがたいです」と感激していた。